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亜州黄龍夢譚 の商品レビュー

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「亜州黄龍伝奇」Again!

「亜州黄龍伝奇」シリーズ、トクマノベルズ版最終巻「乾坤大戦記」をリアルタイムで読了 して以来、さて、何年たったのか? アレって、香港が返還される以前のことでしたから、20年になるのか・・・ 主人公、工藤秋生と四聖獣たちとの訣別以来、たまには読みかえしてきた私ですけど、 ま...

「亜州黄龍伝奇」シリーズ、トクマノベルズ版最終巻「乾坤大戦記」をリアルタイムで読了 して以来、さて、何年たったのか? アレって、香港が返還される以前のことでしたから、20年になるのか・・・ 主人公、工藤秋生と四聖獣たちとの訣別以来、たまには読みかえしてきた私ですけど、 まさかこういう「同人誌本」がでていたとは、2020年の今までうかつにも気がついてま せんでした! さっそく一読しました。1937年、上海。本編でも語られていたと思いますが戦前の 「黄龍」争奪のお話です。年代的にいうと、主人公・工藤秋生のお祖父さんが黄龍だ ったのかな?風水師のなんたらや、尹虎嶺なんて見覚えのある名前も登場していまし て懐かしさ満載です。 本書にはこの「上海1937」(兼六園子)というコミックと、「混沌の行方」と題し た短編が収録されていて、後者は「天安門事件」に居合わせた黄龍と四聖獣の物語 となっています。これまた読み応えあり! にしても、昨今の香港は混乱ぶくみですね。それもこれも、神が不在となったせいでしょ うか?ふとそんな妄想にかられてしまった私でした。 出来たら、このシリーズ、新作を読んでみたい気がしています。

士門