言いまつがい の商品レビュー

糸井重里(著者),ほぼ日刊イトイ新聞(編者)

2011/12/13

【特徴】
１．本品はヒト科の生物が日常的に乱発させる発言の妙を構成成分としています。
2．気分の沈んでいるとき、嫌なことがあった時に使用することで、あるあるネタや自身の恥ずかしい過去と共鳴し、自然な笑顔を引き出します。

【使用上の注意】
１．気分が晴れ晴れしいときに読む際は、自分に当てはまるネタを避けてください。思いだし落ち込みの原因となります。

２．1か月ほど繰り返し使用しても気分が沈みっぱなしの時には、すぐに適切な方（心理カウンセラー等）にご相談ください。

３．決して、電車の中ではお読みにならないでください。好奇の目で見られる原因となります。

【成分・分量】
日常のいいまつがい・・・・・303頁
Ｒ指定・・・・２７頁
他・・・１４頁
おまけ・・・各項にちょっとずつ。
【用法・用量】
成人（１８歳以上）・・・へこんだ時に好きな頁　気分が上がるまでお読みください。

１８歳未満はＲ指定の頁の際に十分な知識を持ってお読みください。分からないことは信頼できる人に聞きましょう。

【効能】
読んだ後のすっきり感☆
日常のマンネリ化した生活に「くすっ」「ふふ！」「あるある（笑）」「ああああ。これうちのかぁちゃんだ。」を、もたらします・
【副作用】
自分にも当てはまるものを見つけると、思い出してちょっとへこみます。

保管および取扱いの注意
１．本品の使用により、あごの痛み、腹筋の痛みおよび腹筋割れ、チョコレート腹筋、電車内でのちょっとした恥を伴う場合があります。症状が出現した際は頑張って耐えてください。
２．直射日光を避け、湿気の無いところに保管してください。
３．自分をかっこよく見せたい相手の、手の届かないところに保管してください。
4．必要以上にコソコソお読みにならないでください。怪しまれます。

ご使用に際してこのレビューを軽い気持ちでお読みください。

2011/10/27

まさかこんなに笑えるとは思わなくて、病院の予約待ち中にカフェで読んだら大げさじゃなく吹き出した。絶対外で読まない方がいい、本気で。ちこんにきみカレー、最高でござる！

2011/10/23

マーケティング部からの電話を「まめ天狗からです」と取り次いだ新人社員

ギャランティーをギャランドゥとメモる新人社員

巡回警備のおまわりさん６～７人とエスカレーターが一緒になったとき、乗り合わせた高校生が、「なんか俺ら警備されちゃってアコムって感じ？」「ほんとアコムって感じ」と盛り上がっていた。
・・・セコムって感じ？

ホットドックをホットコドッコイというおばあちゃん

友だちの家に電話をかけたら「はい、業務課です」と出たお父さん

三交代制を「参勤交代」と説明する看護師さん。

「真相はむにゃむにゃになってしまいそうです」と言ったアナウンサー。

リハビリを「リハリビ」

テイクアウトを「テイクオフ」

思い出し笑いを「思い出笑い」

・・・あぁ　すごくおしい。

ページによってはそれは言いまつがいというより、聞きまつがいでは？と思うのもたくさんあるのだが、とにかくクスクスにやにや笑える。

私の周りも私自身も言いまつがいが多い（本書と同じ事を言っているのも多々ある）。

義母はチンパンジーを「チンパー人」
妹は、いきなり団子を「びっくり饅頭」
友人Ｍはホルムアルデヒドを「ドモホルンリンクル 」。
そして私はそのことを打とうとして、ホムテアルテヒドを「ドルモホリンクル」・・・。・・・全部違いました。
ヒマラヤ産水晶を「平山さん水晶」（自分ではヒマラヤ産と言っているつもりだった）
沖縄の銘菓ちんすこうに至っては、ここでは言えない言いまつがい。
義母のチンパー人は私に伝授されて一旦考えてからでないと「チンパンジー」と言えない体になってしまった。

ただでさえ固有名詞も人名も昨日の事も思い出せなくなっている私。
ただの言いまつがいと言っていいものやら。

2011/09/05

古本屋で見かけて購入。
ほぼ日刊イトイ新聞は見たことありませんでした。

もう、だいすきです。
全部が全部ではないけど、ときどき不意打ちで笑いが込み上げてくるので人前で読むのは危険。

時々ぱらぱらめくって元気もらっています。

2011/05/14

落ち込んでいても、だいじょーぶ！！　これを読めば、気分爽快。　ただ、外で読むには若干注意が必要。　思わずふきだし、痛い視線に晒されます。

2011/04/07

本屋で立ち読みして笑いを押さえきれなかった思い出のある本。真剣なとこから生まれるから面白いという言葉に全力同意。

2010/12/28

たしかに電車で読むと笑いすぎて危険。

ただし３割ぐらい既知のものと
単純に自分に響かないものが３割ぐらいある。

2010/12/22

　さらっと読んで、けらけら笑って、満足して本棚に戻せる本。
　言いまつがい具合が何とも絶妙！

　ただ、読んでしばらくすると忘れてしまうのがもったいないので、逆にこういう本は購入して手元に置いておいた方が楽しいのかなという気分になりました。

　あとがきの言いまつがい考察が以外とホンキで、間違いの分類や「言いやすい言いまつがい」と「言いにくい言いまつがい」についての話など、こういう視点で考えるのも面白いなと思ったり。

　こういう文章を書ける方をあとがきの書き手にチョイスする辺りがほぼ日さんクオリティなんだろうなと思います。軽い本に軽いばかりではないテイストをあえてつける、いわばコラボレーションの妙。

2010/12/09

頂いたので読みました。
電車の中で危うく笑いそうになりました。
笑えるので家で読むことをおすすめします。

2019/01/16

タイトルだけで購入決定！でした。糸井さん世代（ってあるのか分かりませんが）で、笑いのセンスが大好きなんです。
買ってよかったです！ただ、外出先で読むにはちょっと辛い。
どうしても吹き出してしまう箇所がいくつもあるので、周りの目が気になります…
普通の人が真剣な時にうっかりやらかしてしまった「言いまつがい」、誰にでもある体験だから余計に赤面しながら笑えちゃうんだと思います。