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靖国問題 の商品レビュー

3.6

73件のお客様レビュー

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2009/10/04

靖国の事については知らない事が多すぎる。そして、ほんとの事も全く知らない。内容がどうであれ、知っておかなくては行けない事があるのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

靖国問題がどんな問題であるか論理的に明らかにすることを意図する。さまざまな論点からの問題を列挙しており、簡単な解決法がないことがわかる。 著者の主張(国立追悼施設とその必要条件)はすべてを首肯することはできないが、この問題を考えるためのきっかけになった。(図書館)

Posted byブクログ

2009/10/04

大学のゼミで扱っている指定図書。なんか日本国憲法のゼミで靖国神社のことについて取り扱うのはあまりにもトレンドにやられすぎてる感があって個人的には嫌です・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

靖国神社問題に関し、いろんな角度で考察してあります。ま、どう考えても、公式参拝は違憲だというほかはない、という結論ははなからわかりきっていることですが・・・私的には、靖国神社側が、明治天皇の命を享けて創設されたこと、だから明治天皇の御意に背くような形式には変えていかないとする主張...

靖国神社問題に関し、いろんな角度で考察してあります。ま、どう考えても、公式参拝は違憲だというほかはない、という結論ははなからわかりきっていることですが・・・私的には、靖国神社側が、明治天皇の命を享けて創設されたこと、だから明治天皇の御意に背くような形式には変えていかないとする主張をしているということが、それだけで驚愕モノでした。こういう主張はまかり通るのでしょうか?

Posted byブクログ

2009/10/04

「靖国問題を歴史の問題として捉えるではなく、どのように考えるべきかを論理的にとらえる」と始めに問題設定がなされているが、そもそもその設定自体に無理があるのではないか。確かに論理的にはすっきりくる。しかし歴史学は哲学とは異なり、資料に対してその人がどのような評価や価値を与えるのかと...

「靖国問題を歴史の問題として捉えるではなく、どのように考えるべきかを論理的にとらえる」と始めに問題設定がなされているが、そもそもその設定自体に無理があるのではないか。確かに論理的にはすっきりくる。しかし歴史学は哲学とは異なり、資料に対してその人がどのような評価や価値を与えるのかという前提に乗っ取った上で議論を進める必要がある。当時の時代状況を考えずに国家やナショナリズムを始めから「悪」と捉えているのだから、あまりフェアでない気がする。歴史は後からいくらでも批判できる。しかし我々が批判を乗り越え、平和な未来を目指すためにはある程度現実主義的な感覚も考慮する必要があるのではないか。しかも私が読んでいて1番嫌悪感を感じた箇所は、靖国神社は戦死者の遺族にとって「悲しみから喜びへ」の「感情転換システム」であると述べていることだ。いくらなんでもそれはないだろう。私は決して国粋主義者ではないが、死んだ人たちを敬い、大切に思う気持ちは自然な感情であって決して国家主義的なものではないはずだ。

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2009/10/04

靖国はまさに国家戦略としての装置であることを、明快に解説。国家がいかにして国民を総動員体制にむけようとするか。そのためにいかなる権威が利用されたのか。近代日本を考える上でも格好の視点を与えてくれます。

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2009/10/04

「哲学的立場から靖国を問う」という姿勢が新しいものなのかどうかはよくわからないんだけど、論旨はまあ何とか理解できた。しかし、この手の本を思想を出さずに解説するのってやっぱり難しいのだろうか。

Posted byブクログ

2009/10/04

公式参拝反対派で、ぶんししたい人が書いた本。立場が寄っているため、自分の立場を定めたい人には向かない。僕は公式参拝賛成派なので、違和感を感じる記述ばかりでした。

Posted byブクログ

2009/10/04

途中何度も読むの投げたくなりました。靖国の問題は複雑だと改めて認識できる本。街頭インタビューとかで、表面的にA級戦犯だけを問題にしてるおばちゃんとかが読むべきだと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

内容:靖国問題について、いろんな面(感情、歴史認識、宗教、文化)から資料をしっかり出して分かりやすくまとめている。で、最後によく争点になる施設を新しく作ることの話。 感想:アマゾンに「思想に関する激しい偏りはなかった」というレビューの人がいたけど、まあ思想の偏りはあるんだろうなと...

内容:靖国問題について、いろんな面(感情、歴史認識、宗教、文化)から資料をしっかり出して分かりやすくまとめている。で、最後によく争点になる施設を新しく作ることの話。 感想:アマゾンに「思想に関する激しい偏りはなかった」というレビューの人がいたけど、まあ思想の偏りはあるんだろうなとは思う。でも冷静に書いているから冷静に読めば、自分の考えが深まる。彼の主張は明瞭で実に分かりやすく書かれている。だけど、靖国システムのおかしさは分かるけど、なめんなコラ!の気持ちを持つ人は多いよな、と思う。それは必ずしも首相の参拝問題には関係ないんだけど、でも心情としては関係ある。

Posted byブクログ