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だれかののぞむもの の商品レビュー

4.1

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    5

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2011/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フーってなんか悲しい・・・・・・・・・・・・・・・・・・ バーバさんから、今までで一番長い手紙をもらったスキッパー。 しかも、森のみんなにもきている。 内容は、フーという相手の気持ちをよみとって、 その人物あるいは物になれるという不思議な生き物の事。 そのフーは、アル悲しい思いをしてからは 自分がフーだということは忘れて、 相手の心にあるものに変身しては それが自分だと思い込むのだ。 バーバさんがいうにはそれはとても 危険な事なのだそうだ。 自分の心を硬くとざしてしまったフーは 生きる屍のような存在でしかないのだ。 だから、フーをみつけたら、自分がフーだ。 というコトを思い出させてやってくれ。 とのこと。 スキッパーは今は、大昔の世界にいっている ホタルギツネがとても懐かしく、心で思い浮かべていました。 そして目をあけると、なんとそのホタルギツネが目の前に いる!!!!!!!!!! すごく、喜びみんなのところにも連れて行った。 しかし、喋っているホタルギツネを違和感をいだいたスキッパー そして、気づいた。 本当のホタルギツネでないことに・・・・・・・・・・・・・・・ あまりのショックにスキッパーはなき崩れてしまう。 そして、みんなにこれがホタルギツネではなく、 あの、フーだ。と教える。 そういえば!!!! と、森のみんなは思う。 そして、前にみんなフーが変身した姿を見たのだ。 スミレさんは、モリナカノタビトを ポットさんは、若かりしころのトマトさんを トマトさんは、ポットさんを。 そして、みんなでフーにあなたはフーだ。 と、教える。 しかし、フーは全然今までに起きた事を 覚えていない。 このままでは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Posted byブクログ

2011/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連作短篇風に始まり、バーバさんからの長い手紙をはさんで、ふしぎな生きもの「フー」とこそあどの森の仲間たちの交流を描く。 前作の壮大さに比べるとずっとこぢんまりした物語だけれど、問いかけてくる内容は負けないくらい重い。ゆたかで深い余韻のある結びの数ページ。みじかくとも充実したひとときだった。 自分を取り戻すために苦しむフーの姿を見守るのはせつなかった。ひとの心なんて読めなければ、変身なんてできなければ、とフーが自分を責めたときの、こそあどの森の仲間たちの言葉が心に染みた。 スキッパーたちの励ましで、フーはずいぶん前向きになってこそあどの森を去ってゆくけれど、フーの「本来の姿」も明かされないし、ほんとうに自分を取り戻して、そしてしっかり生き続けていったのか、あとのことななにもわからない。私たちの「本来の姿」とか「自分らしさ」「なりたい自分」というのも、そういう途方も無い問題を抱えているのだと思う。

Posted byブクログ

2011/07/18

切ない! 最後には泣かされます。 けどそれと同時に心が暖まる優しいお話。 自分でいることって、大事なんだなぁと思った。 そして、この作者の岡田淳さんは最後の余韻が凄く上手だなぁ。

Posted byブクログ

2011/07/17

話の構成、内容、ともにすばらしいと思います。はじめの3話は、ありえない出来事を通して自分の気持ちを見つめなおすお話。そしてその後、それらの出来事が、人が望むものに変身し、そのために自分自身を見失ってしまったある生き物の引き起こしたものだということが明らかになる。はじめの3話は、そ...

話の構成、内容、ともにすばらしいと思います。はじめの3話は、ありえない出来事を通して自分の気持ちを見つめなおすお話。そしてその後、それらの出来事が、人が望むものに変身し、そのために自分自身を見失ってしまったある生き物の引き起こしたものだということが明らかになる。はじめの3話は、それだけでも面白い短編だし、後半では人の喜ぶことをすることが、自分の望むこと、本当に自分のためになることとは限らない、というメッセージ性があって、2重におもしろい物語だと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

こそあどの森シリーズ7巻。シリーズを追うごとにギーコさんとスミレさんが好きになったり。あと、スキッパーは本当にホタルギツネのことがだいすきなのね!となぜか母目線でほのぼのしました。話自体はちょっと切ない、哀しいお話でもあります。

Posted byブクログ

2009/10/07

こそあどの森のみんなに、バーバさんから長い手紙が届きました。「フー」という名のふしぎな生き物がいるらしいのです…。こそあどの森にやって来たフーをめぐる物語。

Posted byブクログ

2009/10/04

なりたいものにおなり 自分に言われてるかと思った。 このシリーズは、ドキッとすることが多い。

Posted byブクログ

2009/10/04

出会った人がのぞむものに変身できる力を持つフー。 スキッパーがもう一度会いたいと思っていたホタルギツネに変身したけれど、 フーが見せたホタルギツネは本当のホタルギツネではなかったことを知って涙をこぼすスキッパー。 でも、涙をこぼされるフーはもっとつらいはず。 「フー、あなたのな...

出会った人がのぞむものに変身できる力を持つフー。 スキッパーがもう一度会いたいと思っていたホタルギツネに変身したけれど、 フーが見せたホタルギツネは本当のホタルギツネではなかったことを知って涙をこぼすスキッパー。 でも、涙をこぼされるフーはもっとつらいはず。 「フー、あなたのなりたいものにおなりなさい」 「なりたいもの」が何なのか、フーはこの物語ではまだ見つけることができない。 それはこそあどの森から旅に出るフーの物語になるのだろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

ホタルがでてくる〜vと購入していまいました。こそあどシリーズの最新刊。次が出るまで長いから大切に読みます。だれかの望む物でなくって結構考えさせますよね。前回の「はじまり〜」が大作だったので、今回はほっと一息。こそあどの森の日常な雰囲気。

Posted byブクログ