自助論 の商品レビュー
自己を確立してゆくための基本的姿勢を説いた本のように感じた。 基本的には、自己に誠実で地道な継続が王道であると言うような主張だと理解できた。 ちょっと書かれた年代が古いせいなのか、引用や説明が唐突でじっくり納得できる説明ではなかったように感じる。
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「人生の奥義の9割は、快活さと勤勉にある」 「どんな逆境にあっても、希望を失ってはならない」 「わずかな時間も無駄にせずコツコツ努力を続けていれば、大きな成果に結びつく」 人生を正しく強く生き抜くための金言が溢れ出す。150年ほど前の英国で出版された本書。年を経ても金言の貴重さ...
「人生の奥義の9割は、快活さと勤勉にある」 「どんな逆境にあっても、希望を失ってはならない」 「わずかな時間も無駄にせずコツコツ努力を続けていれば、大きな成果に結びつく」 人生を正しく強く生き抜くための金言が溢れ出す。150年ほど前の英国で出版された本書。年を経ても金言の貴重さは変わっていないことに驚かされる、。当時の日の沈まぬ帝国は、このような実直で聡明な人々に支えられていたのだと考えると、合点がいく。 「ビジネスにおいては言行一致が大事」「困窮は厳しいけれど最良の教師」と、後半に入っても実直さを称える金言は続くが、読み進めて正直言うと疲れてしまった。オンがあればオフがあり、陽があれば陰があるのが人間なのだと思うのだが、休日を娯楽でなくこの本読むのに使え、とでも諭されているようで、苦しくなってしまった。スマイルズさんだってたまには娯楽の読書とか楽しんだんじゃないの、と思ってしまうのは娯楽に溢れた現代に生きる者ゆえだろうか。
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19世紀半ばにイギリスで書かれた自己啓発本。「学問のすすめ」と共に、立身出世を求めた明治初めの青年たちに広く読まれたという。 「天は自ら助くる者を助く」 教養・人格・成功を得るにはコツコツと続ける努力しかない、ということを、精神・チャンス・仕事・意志と活力・時間・金・出会い・人...
19世紀半ばにイギリスで書かれた自己啓発本。「学問のすすめ」と共に、立身出世を求めた明治初めの青年たちに広く読まれたという。 「天は自ら助くる者を助く」 教養・人格・成功を得るにはコツコツと続ける努力しかない、ということを、精神・チャンス・仕事・意志と活力・時間・金・出会い・人格という面から述べるべく章分けし、それを歴史上の人物の膨大な具体例を引用して語っている。 科学者、政治家、芸術家、詩人、社会運動家、宗教家…彼らの言葉の引用も多いが、作者の言葉である地の文にもハッとさせらるところが多く、途中からはメモを取るようにした。 時代的な雰囲気なのかもしれないが、ストイックな主張はある種の宗教的な雰囲気も感じてしまうが、良い意味で自己実現のための「聖書」であるに間違いない。 個人的には、西洋史、19世紀後半のイギリス史をかつてかじった人間として、登場する人物の大半を知っていたのでなおのこと入りやすかった。
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上司に勧められた本。いろいろな人の成功パターンが載っているので理解、イメージはし易い。素晴らしい生き方の本当に基本パターンであるとは思った。
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・本著は明治時代に多く読まれた人生論。著者はイギリス人であり、当時、日が沈まぬ国の中で自分を失わないための心構えなのだろうか。 ・偉人達の生き方を事例に用いながら説明を進めるところに説得力がある。 ・心に留めておきたい金言が散りばめられており、忘れた頃に再び手に取ってみたい。 ・...
・本著は明治時代に多く読まれた人生論。著者はイギリス人であり、当時、日が沈まぬ国の中で自分を失わないための心構えなのだろうか。 ・偉人達の生き方を事例に用いながら説明を進めるところに説得力がある。 ・心に留めておきたい金言が散りばめられており、忘れた頃に再び手に取ってみたい。 ・ビジネスを成功させる六つの原則。①注意力、②勤勉、③正確さ、④手際のよさ、⑤時間厳守、⑥迅速さ。 ・人間は習慣の寄せ木細工であり、習慣は第二の天性なのだ。 ・君子の成功は誠実さによって築かれる。
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自己実現を成すためには勤勉で、忍耐強くある事が大切です。 そのことを、さまざま偉人の逸話をもとに説いてくれる感動の著。 今大学4年生で、来年度から社会人になりますが、この時期にこの本に出会って本当に良かったと思います。
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「天は自らを助けるものを助く」 人は何のために生きるのでしょうか。 真の幸せとは何なのでしょうか。 その答えがこの本には書かれています。 スマイルズの名著。
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◯自助の精神 ・成長への意欲と自助の精神 ・「外からの支配」よりは「内からの支配」を ・人間の優劣を決めるのは「精一杯の努力」 ・自らに対して「最良の援助者」になること ・辛抱強い人間になること ・勝負のカギとなる「持続力」 ・勤勉の中に「ひらめき」が生まれる ・大きな差がつく「...
◯自助の精神 ・成長への意欲と自助の精神 ・「外からの支配」よりは「内からの支配」を ・人間の優劣を決めるのは「精一杯の努力」 ・自らに対して「最良の援助者」になること ・辛抱強い人間になること ・勝負のカギとなる「持続力」 ・勤勉の中に「ひらめき」が生まれる ・大きな差がつく「観察力」 ・凡人を大人物に変える「1時間」の差 毎日1時間でいいから何か有益な目的のために向けてみる 平凡な能力しかない人間でも必ず学問の1つくらいはマスターできる ・ビジネスを成功させる6つの原則 注意力、勤勉、正確さ、手際のよさ、時間厳守、迅速さ ・逆境によって人は鍛え上げられる ・"いざという時"に困らない絶対的な力 ・真の人格者を計る"ものさし" 道徳的価値基準 目下の者にどうふるまうか
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「天は自ら助くる者を助く」という「自助の精神」を様々なエピソードを例に訴えてくる。 努力、勤勉、誠実・・・ これらが人生において最も大切な本質であることを語っている。 時代を経てもなお、賞賛を得るこの本は、本当の「本質」を語っていると思う。
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いわゆる自己啓発本だが、150年前の英国の本だそうで、 さすがに内容が超ストイック。 たくさんの人物の成功談の寄せ集めなので、 これを読んだ後には、 大きな流れを持った「7つの習慣」とかも読まれたし。
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