百鬼園先生言行録 の商品レビュー
百鬼園先生言行録は、…
百鬼園先生言行録は、小説と随筆の中間の様な作品です。
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結婚式のスピーチで「…
結婚式のスピーチで「小学校の時の地理」を暗誦する話や、飼っている鶯がマヌケな鳴き方をする話に思わず噴出しました。
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貧乏話のほうが面白かったけど、これもよろしい。学生とのやりとり最高。しかもそれを書いてるというのが本人というのがまた、ふつふつとおもしろいですよ。学生から慕われてたのがそこはかとなく伝わる。解説も含め。
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相変わらず百閒先生は面白いなあ~ 忘れると言う事は勉強して覚えることのさらに上の段階である。そうか。とりあえず覚えて忘れることにしよう、うん。とか思ってしまいました。 自分の父親は朝起きてから出かけるまでの支度になんでこれほど時間がかかるのだろう?と思うほどかかるのです。化...
相変わらず百閒先生は面白いなあ~ 忘れると言う事は勉強して覚えることのさらに上の段階である。そうか。とりあえず覚えて忘れることにしよう、うん。とか思ってしまいました。 自分の父親は朝起きてから出かけるまでの支度になんでこれほど時間がかかるのだろう?と思うほどかかるのです。化粧するわけでもないのに(っていうか私もしないけど…)。でもそれってもしかして百閒先生と同じ?と思えば許せないことも無いような気がするようなしないような。(どっちやねん?) 百閒先生がなくなられた、追悼のあとがきにしんみりしてしまいました。
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小説内の人物、百鬼園先生の思考、言動、行動の全てにおいてパンチが効いていて、生半可なパンチでは「キライ」になってしまうものでも、突き詰めていれば、もう全てを通り越して「逆にスキ」と言ってしまうほどの魅力の持ち主。 個人的には結婚式でのスピーチでガツンとやられました。
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ご存じ、百鬼園先生シリーズ。この頑固で人嫌いユーモア、たまらない魅力である。泣いてばかりいる「ノラや」より、言行録やエッセイがおもしろい。 何しろ芸術院入りを断った頑固ジジイですから。筋金入り明治人はカッコイイのである。
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どのページからでも読める本。 時代とか、国とか、関係なく、人が私らしく生きるコトがどんなに難しいかを感じましたけど、そんなもの意外と簡単なことで、私が勝手に難しいと思っているだけなのかもしれないな、とも思いました。
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読みかけで浮気して戻ってきたらしおりが抜けていた。 何回読んでもいいよね♪ と最初から読み直して、3日で読み終わり。 「掻痒記」「浮世風呂」は体がかゆくなりそうw 「つもりの遣り繰り」は何だか納得したようなできないような。 お昼代150円×2人前が浮いて、夜に300円×2人前の...
読みかけで浮気して戻ってきたらしおりが抜けていた。 何回読んでもいいよね♪ と最初から読み直して、3日で読み終わり。 「掻痒記」「浮世風呂」は体がかゆくなりそうw 「つもりの遣り繰り」は何だか納得したようなできないような。 お昼代150円×2人前が浮いて、夜に300円×2人前のうなぎをとって、 夜のうなぎは実質半額の150円って・・・・ え~~~~~??????? 「忘却」が好き。すごく好き。 忘れることと知らないことの違い。 覚えて忘れたその後に残る「言葉で以って簡単に説明は出来ない」もの。 私はまだその境地には達していないらしい。 (10.07.09) 09.12.06~
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「忘却」という話が大好きで、忘れられません(忘却なのに)。人間は忘れるんだ、と。それでもとにかくインプットしろ、と。
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