通常の学級におけるAD/HDの指導 の商品レビュー
私が読んだのは本書の第2版(2007.4.30)だ。 通常の学級に在籍する、指導に相当な配慮を要する児童の処遇についての解を求めてのことだ。 このような場合、得てして保護者も同様な傾向を持っている場合も少なくない。当然のこととして、相談機関や専門医への診断も拒否す...
私が読んだのは本書の第2版(2007.4.30)だ。 通常の学級に在籍する、指導に相当な配慮を要する児童の処遇についての解を求めてのことだ。 このような場合、得てして保護者も同様な傾向を持っている場合も少なくない。当然のこととして、相談機関や専門医への診断も拒否するので、本当のことは何も分からない。 本書も類書と同様何の回答も示してくれなかった。 保護者の理解を得て、管理職はリーダーシップを発揮して・・そんなことは誰でも知っているし、努力はしてきている。でも、痛烈な批判と攻撃的な言動しかできない人に、具体的にどのような言葉かけをしたらいいのか。周囲の児童の学習権をどのようにして守るのか。周囲の子や本人の安全をどのようにして守るのか。人海戦術での対応しかできないのは悲しい。本当に不幸で救わなければならないのは、その子自身なのだ。 現場がほしいのはその点だ。
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