あやし の商品レビュー
月夜の晩の本当に恐い江戸ふしぎ噺。奇談小説、九編。宮部みゆき「あやし」を読んだ。 短編集ながら、どれも変わった語り口で物足りなさを感じさせない。なかでも姉妹の絆が温かい「布団部屋」、人の心を映し出す「安達家の鬼」、手先の器用な喋れない男「女の首」が良かった。
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宮部さんの江戸奇譚集。 全部で九つの短篇が入っています。 確かな力の 美しい文章。 眠りしなの1冊に よいかと思います。
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いろんなジャンルで執筆しているけど、時代小説が1番好きかな。 短編ばかりで時間のある時にちょっとづつ読めるのが良かった。 『安達の家』&『女の首』がお気に入り
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久々の時代小説。 後輩に勧められて読みました。 宮部みゆきの才能を感じさせられました。 日本古来のお化けや鬼などの怪談話。 あまり怖くはないが、ストーリーに引き込まれました。 奉公や隠居、丁稚など江戸商人についても勉強になりました。 小学生のころ読んだ雨月物語を思い出しました。
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背筋がぞわぞわぁーっとします。 夜中には読みたくない…。 短編集で、 一昔前の時代物。 人の想いなんかが重宝されていた時分だけに、 根底から掬い上げるような恐怖があります。 もちろん、 怖いばかりでなく心暖まったり、 スッキリしたりする話もあります。 ただ、 やはり怖いものは怖い...
背筋がぞわぞわぁーっとします。 夜中には読みたくない…。 短編集で、 一昔前の時代物。 人の想いなんかが重宝されていた時分だけに、 根底から掬い上げるような恐怖があります。 もちろん、 怖いばかりでなく心暖まったり、 スッキリしたりする話もあります。 ただ、 やはり怖いものは怖いです。 生き霊やら妖しやらが怖いor苦手な人は少し注意した方がいいですね。 私は怖がりなのでガクブルです←
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怖い・・・「影牢」「蜆塚」 不思議・不気味・・・「時雨鬼」「布団部屋」 しみじみ切ない・・・「安達家の鬼」 その他政五郎登場の「灰神楽」 「居眠り心中」「梅の雨降る」「女の首」 ラストが不気味だったり、真相がはっきり描かれていないとぞぞっとし、 悪いものを無事に退治できるとほっ...
怖い・・・「影牢」「蜆塚」 不思議・不気味・・・「時雨鬼」「布団部屋」 しみじみ切ない・・・「安達家の鬼」 その他政五郎登場の「灰神楽」 「居眠り心中」「梅の雨降る」「女の首」 ラストが不気味だったり、真相がはっきり描かれていないとぞぞっとし、 悪いものを無事に退治できるとほっとし、 なにより人の怨念や恨みや憎しみが怖い。 ・・・人間って恐ろしい。
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いつもよりちょっとダークですが、宮部みゆきワールド全開。 短編集になっているので読みやすいですし、「オドロおどろしさ」も色んなタイプがあって飽きません。 宮部みゆきのお陰で江戸の町人文化にも少し詳しくなりました^^;
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初めて読むジャンルでした。 ぞっとする話から ぞっとするけど なんだかほっこりする話まで 色々ありました^^* 一番好きなのは、 女の首と布団部屋 でした。 江戸時代の 暮らしぶりを 覗けたみたいで 新鮮でした。
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1201 宮部みゆき短編集の感想はいつも同じになってしまいますが、非常に好みです!9編からに妖しい奇談小説。影牢、布団部屋が良かったな。
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こわかった… 短編集ですが どれも読み応えありで こわいです。 女の首が一番こわかった。 よかったのは、安達家の鬼です
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