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犯罪被害者の人権を考える の商品レビュー

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2011/02/11

この本は、西日本新聞紙上に1998年1月〜1999年4月まで掲載された「犯罪被害者の人権を考える」並びに、他の資料をまとめたものである。性被害や少年事件や交通事件等様々な被害の観点からだけでなく、報道の立場や海外の事例も掲載しており、当時としては画期的な「まとめ」ではなかっただろ...

この本は、西日本新聞紙上に1998年1月〜1999年4月まで掲載された「犯罪被害者の人権を考える」並びに、他の資料をまとめたものである。性被害や少年事件や交通事件等様々な被害の観点からだけでなく、報道の立場や海外の事例も掲載しており、当時としては画期的な「まとめ」ではなかっただろうか。 平成16年秋の犯罪被害者等が設立にはまだ5年の月日が流れる。 新聞報道のソースはいくつかあると思うが、中でも犯罪情報からの記事掲載は重要なソースであろう。 であれば、多くの報道機関は 犯罪被害に限らず 国内・海外で起こっている社会的課題について、瞬時の報道だけではなく、経過を含めた連載的な記事を定期的に掲載する責務があるのではないだろうかと感じた。 西日本新聞さんが、本書を出された後どのように犯罪被害者についてのポリシーをいれているかも気になるところだ。 もし、定期的な取材記録を公開されていたらすごい!

Posted byブクログ