シズコズ・ドーター の商品レビュー
強く一途な心を持った有紀の成長、そしてそんな有紀を見守るように各所で描写される季節の花たちが物語の流れを作っています。 有紀は逞しい雑草のような女の子。逞しいうえに綺麗な花を咲かせる素質をたくさん持った女の子だと思いました。
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ゲオにて、105円。 単行本を購入、 表紙が素敵なのに、アマゾンでは文庫本のイメージしかないんですね。残念。 図書館本を読みきったときの、非常本。 いつか、読みます。 **** 年末に読了
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著者のことでいろいろな評価があるのは、この本を読んだ後に知った。 そんなことはどうでもよい。 四季の花と、底の見えない闇に吸い込まれるような絶望感と喪失感、そこに育っていくぼやけているが確かな希望の光。 現状を嘆くことより、大事なことがあると教わった。 涙なくしては読めない本。ス...
著者のことでいろいろな評価があるのは、この本を読んだ後に知った。 そんなことはどうでもよい。 四季の花と、底の見えない闇に吸い込まれるような絶望感と喪失感、そこに育っていくぼやけているが確かな希望の光。 現状を嘆くことより、大事なことがあると教わった。 涙なくしては読めない本。ステキです。
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僕が最も好きな本の一つ。この本をどこで知ったか忘れたけど、おそらく誰かの本のあとがきから知ったのだと思います。急いで図書館に借りに行ったことを思い出します。 「有紀を愛している事だけは信じてください」と一通の遺書を残し12歳の娘をおいて自殺してしまった母。少女は多感な時期を懸命に...
僕が最も好きな本の一つ。この本をどこで知ったか忘れたけど、おそらく誰かの本のあとがきから知ったのだと思います。急いで図書館に借りに行ったことを思い出します。 「有紀を愛している事だけは信じてください」と一通の遺書を残し12歳の娘をおいて自殺してしまった母。少女は多感な時期を懸命に乗り越えていく。人の心の繊細な部分が的確に描写されていて胸に響く物語です。是非読んで下さい。
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