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百年の孤独 の商品レビュー

4.1

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2009/10/04

現実も夢も、幻も本物も混合して、数代にわたって膨張するストーリーが最終的に収縮して終わる、その感じかなりおすすめ

Posted byブクログ

2009/10/04

ガルシア=マルケスの長編大作。 閉じられたブエンディーア一族の世界が終わる時とは? そこに辿りつくまでに繰り広げられる一族の物語は……。 一度読み始めたら最後までやめられない、まさに麻薬というべき作品です。グッドトリップできるかは……保証の限りではありませんが。 ちなみに焼酎の傑...

ガルシア=マルケスの長編大作。 閉じられたブエンディーア一族の世界が終わる時とは? そこに辿りつくまでに繰り広げられる一族の物語は……。 一度読み始めたら最後までやめられない、まさに麻薬というべき作品です。グッドトリップできるかは……保証の限りではありませんが。 ちなみに焼酎の傑作「百年の孤独」の名前はこの作品からとられたもの。 焼酎のパッケージも格好いいのです。

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2009/10/04

ある意味、いままで一番衝撃を受けた小説かも。どこを読んでもおもしろい。読み終えたあとには、一生を生ききったような充実感が味わえます。

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2009/10/04

100年にわたる一族の栄枯盛衰を描く血脈のファンタジー。圧倒的な力で引きづり込まれる。 旧版にはなかった家系図付きでありがたや。 いやぁ、これはカテゴリをファンタジーにしてもよいかもな。

Posted byブクログ

2009/10/04

未読。 ノーベル文学賞受賞作品。 10代の頃から何回もトライしているが、いつもなぜか10ページ目で挫折する。

Posted byブクログ

2009/10/04

東洋にも欧米にもない独特の世界観。生々しいのにでも夢を見ているような、ラテンの世界にどっぷりつかってしまう。 ちなみに、読むたびに家系図を書いてしまう。

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2009/10/04

ずっと読んでみたかった本でした。 やっぱり長い! ガルシアマルケスを知ったのが、高校の時の教科書で『光は水のよう』でした。あの現実的な幻想の感覚が僕はマルケスの良さだと思うので、作中の幻想的な部分につい偏って読んでしまったなと。もう一度、南アメリカの歴史も踏まえつつ読んでいきたい...

ずっと読んでみたかった本でした。 やっぱり長い! ガルシアマルケスを知ったのが、高校の時の教科書で『光は水のよう』でした。あの現実的な幻想の感覚が僕はマルケスの良さだと思うので、作中の幻想的な部分につい偏って読んでしまったなと。もう一度、南アメリカの歴史も踏まえつつ読んでいきたいと思う本。

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2009/10/04

百年の孤独・・・エレンディラ・・・筒井康隆氏も絶賛する超日常を描かせたら右に出るもの無しのGマルケスの最高傑作です。

Posted byブクログ

2009/10/04

要するにブエンデイア一族の百年の物語なんです。それが、ごく平坦に、淡々と編年的に述べられていく、ただそれだけなのですが、不思議に読んでいて苦痛じゃないんです。むしろ、単純に面白い。こういうの、作品の力というのかなあ。

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2009/10/04

 この本が偉大な小説だという話は、いろんな場所で耳にしていた。しかし何がすごいのかよく分からなかった。いわゆる「現代文学」なんだろう。そんな風に見当をつけていた。だが読み終えた今、僕は断言する。この小説が偉大な理由はただ一つである。それは『百年の孤独』が世界中で最も優れているから...

 この本が偉大な小説だという話は、いろんな場所で耳にしていた。しかし何がすごいのかよく分からなかった。いわゆる「現代文学」なんだろう。そんな風に見当をつけていた。だが読み終えた今、僕は断言する。この小説が偉大な理由はただ一つである。それは『百年の孤独』が世界中で最も優れているからだ。他に言いようがない。  僕はこの小説のあらすじを書こうとは思わない。なにしろ僕自身、よそでしょっちゅうあらすじを目にしたが、どんな話なのかまるで見当がつかなかった。当たり前だ。『百年の孤独』にぶちこまれた物語をあらすじにできる人間がいるなら、その人はもう一冊の『百年の孤独』を書ける才能の持ち主だ。それほどに奔放なイメージでこの本はつくられている。断片的なかたちで紹介しよう。とりあえず僕は最初、登場人物の多さに閉口した。なにしろ「〜・アルカディオ」と「〜・アウレリャノ」という名前がつく「主要」人物が10人以上いるときている。覚えられない。どっちが「アウレリャノ・ホセ」でどっちが「アウレリャノ」なんだ。わけが分からない。そして次に、あまりに速すぎる時間の進み方に閉口した。一瞬で何十年も経過する。これはとてもじゃないが体力があるときじゃないと読めないだろう、そう思って一時は中断しそうになった。だが辞めないで本当に良かった。これほどに体力を消耗し、かつ、これほどに体力を与えられる小説はない。ブエンディア一族の強烈な歴史が脳裏に焼きつき、何十年という時を経た因縁が、ある一瞬に炸裂する。その興奮。だが全ての思い出が記憶されるわけじゃない。僕がたくさんのアウレリャノを覚えられないように、あまりにも簡単に忘れ去られた、ひとりのアウレリャノの悲しみ。興奮と、切なさ。信じられないほどの物語のうねりがここにある。何度かノーベル賞候補になったある日本人作家が、この本について簡潔にこう述べている。「この小説を、読んでよかった」。全くだ。読み終えた後にそう呟くしかない。読んで良かった。  もう僕はこれ以上『百年の孤独』を説明する気力がない。読み終えたばかりなのだ。たった今あの世界から解放された。本を閉じて思う。こんなすごい小説、読んだことない。当たり前だ。こんなすごい小説が、この世に『百年の孤独』以外あるはずがない。(けー)

Posted byブクログ