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仮面の聖者(4) の商品レビュー

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2024/04/01

シィンとラダストールの旅は続く。マム=クランの魔女エリンとの出会い、死の精霊との遭遇。レディ・フェレーナの後悔と願い、マルシュの未来。人間一人の思惑を踏み躙るかのような戦乱の臭い。 そんな女神の刻印4巻「仮面の聖者」。タイトルの聖者はラダストールが道中であった宗教団体のことか。「...

シィンとラダストールの旅は続く。マム=クランの魔女エリンとの出会い、死の精霊との遭遇。レディ・フェレーナの後悔と願い、マルシュの未来。人間一人の思惑を踏み躙るかのような戦乱の臭い。 そんな女神の刻印4巻「仮面の聖者」。タイトルの聖者はラダストールが道中であった宗教団体のことか。「仮面の聖者」なので、戦争を起こしている国家と繋がりがあるのかどうか。 物語は5巻へ続く、といったところで終わっています。ただ、女神の刻印シリーズ自体が、ここで終了してしまっています。4巻は1999年7月初刷で、同封のチラシには9月発売の新刊予定に5巻があるので、人気がなかったわけではないのでしょうが、なんらかの理由で未完のままになってしまったのでしょうね。 チラシには同じく7月発売の新刊に「帝都探偵物語」5巻と「スカーレットウィザーズ」1巻とあります。いや、懐かしいどちらも好きで読んだ作品です。1999年。前世紀ですよ。 おそらく、シィンとラダストールの二人の恋愛成就をもって「女神の刻印」は大団円を迎える予定だったと思います。そこでやっと、ラダストールの幻獣イーグの呪いが解かれ、喧嘩するほど仲が良いの関係のままでしょうが、旅を続けてゆくという結末。 完結が見れなかったのは残念です。

Posted byブクログ

2013/08/13

(1999.07.31読了)(1999.07.29購入) (「BOOK」データベースより)amazon 神を持たず、死肉を喰らうという放浪する伝説の一族(マム=クラン)にとらわれた孫を取り戻そうとするグラルデの女領主、その案内役である、一族の魔女エリン、護衛を依頼された女剣士シィ...

(1999.07.31読了)(1999.07.29購入) (「BOOK」データベースより)amazon 神を持たず、死肉を喰らうという放浪する伝説の一族(マム=クラン)にとらわれた孫を取り戻そうとするグラルデの女領主、その案内役である、一族の魔女エリン、護衛を依頼された女剣士シィンの捜索の旅は不穏なにおいがした無駄なことなど、なにひとつないとマム=クランの父祖は伝える。であるならば、この邂逅が何を三人にもたらすというのか。 ☆関連図書(既読) 「女神の刻印1 予言の守護者」樹川さとみ著、中央公論社、1998.07.25 「女神の刻印2 永遠の誓い」樹川さとみ著、中央公論社、1998.09.25 「女神の刻印3 紫蝶の紡ぐ夢」樹川さとみ著、中央公論社、1998.12.20

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