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エンディミオン の商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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2021/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

四部作で一番面白い、とのこと。 納得。 惑星巡りのロードノベル&追跡劇。 途中参加の悪役が印象的。 いかだで巡るジャングルやら海洋惑星やら氷結惑星やら。 あちこちで結構ひどい目に合う。

Posted byブクログ

2019/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冤罪で死んだと思われた男は なぜか復活します。 彼は復活を拒否した、ひねくれものでした。 そんな彼は一人の少女を見つけるように 偉大なる詩人に命じられます。 そして、忠実なるアンドロイドとともに はてしない旅へと赴くのです。 そう、その少女はレイミアの娘です。 ある種罪を背負った少女。 母親似だね。 はねっかえりだもん。 そんな彼らの前に最後に 最強の敵が待ち受けます。 どうやら、これは何か続編でありそうですぞ? 楽しみ。

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2018/12/09

ハイペリオンの没落の巻末に、エンディミオンをまだ読んでいない方がうらやましい!と書いてあったので、そんなにおもしろいのかと借りてみた。 読むのにえらい時間がかかった(3週間)けど、確かにおもしろい。 スターウォーズを見ているような気分。 正直言って、主人公と思われる男女二人...

ハイペリオンの没落の巻末に、エンディミオンをまだ読んでいない方がうらやましい!と書いてあったので、そんなにおもしろいのかと借りてみた。 読むのにえらい時間がかかった(3週間)けど、確かにおもしろい。 スターウォーズを見ているような気分。 正直言って、主人公と思われる男女二人にはそれほど魅力を感じない(と言うところもスターウォーズを彷彿させる・・・)のだが、彼らを追うパクスのデ・ソヤ神父にしびれた。 なにこのかっこいい人! 一本筋の通った、めちゃくちゃ頼りになる、敵に回したら怖い、味方になったらとっても心強い人。 それでいて、えらい自己評価が低い。そこもまた魅力だわ。 「まだ何も功績を上げていないのか?」と、彼に面と向かって毒舌を吐く女性兵士とか、ハイペリオンの大虐殺の中でタフに生き残り、その後ずっと神父の直属の部下として働く黒人兵士とかも素敵。

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2018/11/12

分厚いので、一気にというわけにはいかなかったが、読み切った。前作を上回る壮大な構想に、若干圧倒され気味だ。次作エンディミオンの覚醒ではさらにスケールアップするそうなので、楽しみ。

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2012/06/03

ハイペリオン、ハイペリオンの没落に続く作品です。前二作の世界を踏まえて、さらに物語が広がっていっています。A・ベティックという登場人物が素敵です。

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2011/05/04

WEB崩壊による連邦の消滅から3世紀後、聖十字架の力による「復活」を手にしたカトリック教会の勢力の強まる世界。惑星ハイペリオンに住むある成年ロール・エンディミオンは、処刑されるところを助けられ、ブローンの娘アイネイアーの護衛を依頼される。 駿足を誇る領事の宇宙船と、なぜかアイネイ...

WEB崩壊による連邦の消滅から3世紀後、聖十字架の力による「復活」を手にしたカトリック教会の勢力の強まる世界。惑星ハイペリオンに住むある成年ロール・エンディミオンは、処刑されるところを助けられ、ブローンの娘アイネイアーの護衛を依頼される。 駿足を誇る領事の宇宙船と、なぜかアイネイアーに対してだけ作動するようになった転位ゲートによって逃走を続ける主人公たちに対して、搭乗員に死と復活を強いることで急加速を可能にした教会の急使船が徐々に迫っていく展開は手に汗を握る。戦闘艦の艦長からアイネイアー追跡責任者に大抜擢された神父デ・ソヤの悩みと戸惑いも注目。 今作は語られない謎を多く残して終わり、最終作に期待。

Posted byブクログ

2011/01/28

どきどきわくわく一気読み。まだまだ読むべき作品はこの世界にたくさんあると思わせてくれました。「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」の続きになります。前作「ハイペリオンの没落」から三百年後。ある日突然ヒーローになることを願われた青年が物静かで確固とした意思を持つアンドロイドと、宇宙...

どきどきわくわく一気読み。まだまだ読むべき作品はこの世界にたくさんあると思わせてくれました。「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」の続きになります。前作「ハイペリオンの没落」から三百年後。ある日突然ヒーローになることを願われた青年が物静かで確固とした意思を持つアンドロイドと、宇宙の運命を握っているらしい少女を守りながら、各惑星をめぐる。各惑星をつなぐのは前作で崩壊したどこでもドアばりのゲート。追っ手は、前作で忌まわしいものとして書かれていた甦りをもたらす聖十字架と呼ばれる寄生体を神秘なものとして自らに取り込んだカトリック教会。それぞれの目的や謎や思惑、そして読者の感情も入り乱れて流れていきます。謎解きは次巻ということなのでしょうか。今作は映像的な華々しさのあるヒロイックサーガになっています。先日アバターを観た時に、「デューン・砂の惑星」を3Dで観たいと思ったのですが、エンディミオンも映像で見てみたいですね。もっとも、読んでる最中から脳裏でばっちり映像化される造形の面白さもこの作品の魅力です。

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2009/10/04

2007.9 図書館の書棚で見つけ、前から読もうと思っていたことを思い出して借り出したら、止まらない面白さ。

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2009/10/04

「ハイペリオン」に始まる長大な物語を読み返し終えた。細部は改めて驚かされつつ、しかし2度目なので懐かしくこの物語に接することが出来た。10年の歳月をもって書かれた文章は細かな齟齬があるにしても素晴らしい。その上で、その齟齬すらも被い尽くすように書かれた「エンディミオンの覚醒」は物...

「ハイペリオン」に始まる長大な物語を読み返し終えた。細部は改めて驚かされつつ、しかし2度目なので懐かしくこの物語に接することが出来た。10年の歳月をもって書かれた文章は細かな齟齬があるにしても素晴らしい。その上で、その齟齬すらも被い尽くすように書かれた「エンディミオンの覚醒」は物語の疑問の多くを払拭してくれる素晴らしい物語だ。 翻訳を出るたびにすぐ読んでいたのだが、その時は全4部の1部ずつを読む、という形になってしまい、連続して読むということがなかった。待ち遠しい2年間があって、続編を読むという歯がゆさがあった。 今回は文庫である。歯がゆさは自分の読む速度くらいしかない。最初から最後まで一気に読みとおした。もちろん、一度読んでいるだけに結末は判っている。どちらかというと物語の細部を楽しみ続けた、というところか。 この物語の全体像を知らない、というのは単にSFファンだけではなく、読書を趣味とするならば、人生のひとつの大きな損失だ、と思う。私は別にSFファンではないが、そう思った。それほどに広大な物語だ。 この本の著者ダン・シモンズが再び大作に取りかかっているようだ。こちらも楽しみにしたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

「ハイペリオンの没落」の続編。 主人公、自らの運命によりロール・エンディミオンがブローンの子供であるアイネイアーを守り抜く。 敵側の神父大佐、デ・ソヤの人間味ある描写や、中盤以降の、特に絨毯を失って以降の展開が真に迫って面白い。

Posted byブクログ