李歐 の商品レビュー

髙村薫(著者)

「わが手に拳銃を」の…

[文庫ＯＦＦ]

「わが手に拳銃を」の文庫版のはずですがタイトルまで変わってます。ちなみに商品名、【李欧】ではなく【李歐】です。高村先生の作品なのでもちろん内容も大幅に改編されています。読めば確実に李歐に惚れます。読んでるうちにいくつか中国語を覚えます。李歐の口から発せられる言葉はとてもきれいなんだろうな…

一彰と李歐の友情がよ…

[文庫ＯＦＦ]

一彰と李歐の友情がよかった。でも、一番心に残ったのは、一彰と守山の絆だった。不器用ながらにも、互いをおもいやる両者の心情にはおもわず涙した。いい作品でした。あと、高村薫の描く子供はなぜあんなに可愛いのだろうか。　　

距離も時間も性別をも…

[文庫ＯＦＦ]

距離も時間も性別をも越えた人間同士の「絆」の物語だった。表紙の桜の情景が、いまにも目に浮かんでくるほど鮮やか。これを読んだあと、満開に咲き誇る桜がみたくなるだろう。

ハードカバーと随分違…

[文庫ＯＦＦ]

ハードカバーと随分違う・・・。強かなリオウの生き様とか、一彰の平凡から少し逸脱しながら銃の魅力に惹かれていく様。それにしても、しつこい友情です・・・。いやはや面白かった。

美貌の殺し屋に平凡な…

[文庫ＯＦＦ]

美貌の殺し屋に平凡なアルバイト生。２人がどんな風になっていくのか、ワクワクしました。

美貌の殺し屋李歐と、…

[文庫ＯＦＦ]

美貌の殺し屋李歐と、平凡な学生吉田一彰の出会いと別れと再会。十五年の月日をかけて・・・。雨の中船で立つ李歐が一彰に「来いよ」と呼ぶシーンがとても好きです。高村薫さんの小説に出てくる男の人はやっぱりかっこいいです。

裏社会・拳銃・国家絡…

[文庫ＯＦＦ]

裏社会・拳銃・国家絡みの陰謀・男の友情(友情以上！)の物語。あまりにも私の生きている環境と違うためか、一彰の考え方、心の動きについていけなくなりかけたり、拳銃の構造や工場で作る機械のパーツ？なんかも頭が混乱して若干飛ばしてしまったが、それでもスリルがあって十分楽しめました。桜の描写がいたる所で出てきますが、灰色の背景に唯一色がついているみたいで美しいと思いました。「惚れたって言えよ」ええ、読んだら李歐に惚れちゃう人多いんじゃないかしら？？おすすめ

オススメ！

[TKS]

それが運命であったかのように、一彰の前に現れた李歐。対極にありながら、共鳴しあうふたつの魂。そして流れる15年の年月……。恋でもなく友情でもなく絡み合う、ふたりの男の絆。それが、読者のこころを震わせる。

2024/09/06

ぱっとしないというか、一生モヤモヤが続いてる感じで…本当に何だったんだろう。
あらすじでいかにもな感じ出しておきながら、別に大して深い描写があるわけでもない気がした。
私の頭が悪すぎて、理解できなかった。

2024/07/25

普通に歴史的な意味で勉強になる。
途中で主人公の奥さんが死んじゃったのは結構衝撃だし本人にそこまでダメージがないのも狂気を感じて良かった。結局主人公の最愛の人って最初から最後まで李歐だったんだろうな。