龍は希う の商品レビュー
このシリーズ一番の名…
このシリーズ一番の名シーンがあります。泣けます!
文庫OFF
四龍島を舞台とした中…
四龍島を舞台とした中華風ファンタジー第20弾。真に己の主と定めたマクシミリアンと再会した飛は、彼の元に還る為、黒龍へと向かう。マクシミリアンの壊れっぷりが可愛い一冊。シリーズクライマックスの一つです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
散々迷って、散々フラフラした飛が辿り着いたのは、「もう一度マクシミリアンに会いたい」という思いだけで。 その想いだけで、マクシミリアンに会いに行く。 けれど、再会も束の間、マクシミリアンと共にある未来のために、事態の収束を目指して再びマクシミリアンの下を去る。 一方のマクシミリアンは、飛が現れたことにより正気を取り戻し、事実を確認するために大龍の正妻・尊夫人と面会をする。 まるで腑抜けてしまっていたマクシミリアンが、本領発揮して復活してくれて、個人的にはすごく嬉しいです。 マクシミリアンと別れた飛は、自分の望みを叶える手助けをしてくれた雷英の望みに手を貸すために、今度は黒龍へと向かう。 黒龍の目的は、傾き始めた黒龍市を正すこと――。 そのためには、師父であった月亮を黒龍にするわけにはいかず、当代黒龍である冬眠に黒龍を退かないようにお願いをしに行くことになる。 実はその陰では、別のたくらみが進行していて、それには本土の伍家の思惑も絡んでいて―ー という話でした。 なんというか―― この二人が全然ラブラブにならないのは何でなんだろう――ってずっと不思議に思っていたんですが、この巻を再度読み直してみて気がついたことが一つ。 マクシミリアンって相当ひねくれてる!(今更) いや、前からひねくれてるのは知ってたんですが、実は、「身体をつなげるだけでは不満」という話をしていたとは思わなかったです。 そりゃあラブラブとは程遠いわけですよ。 普通のBLは、告白して、好きだという気持ちを返してもらって、身体をつなげてハッピーエンド、なのに。 この二人って最初からそれを放棄してるんですものね。そりゃあ、普通のハッピーエンドには辿り着かないは、回り道するは――になりますよね。難儀だ――。 でも、それはさておき、それがうまくいけば、よっぽど一般的なBLよりラブラブになれるとは思うんですが、あっちでもこっちでもごちゃごちゃしてるわけだから、まだまだ試練が続きそうです。 いい迷惑ですよね。飛にしてみれば。
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「龍は微睡む」で始まり、「龍は薫風を駆ける」で終わり。(と、思ったら続編が出た) レビューは薫風にまとめてます♪
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ついに再会!!しかもなんかちょーらぶらぶな飛&マク。飛もなんだか素直に告白なんかしちゃってます。そして飛は黒龍へ向かい、当代に龍を譲るのを思いとどまるように願う。黒龍にも組み敷かれちゃう飛はモテモテです・・・。そんな中マクは白龍に戻り、再び集まり始めた花路の猛者たちと刃を交える。...
ついに再会!!しかもなんかちょーらぶらぶな飛&マク。飛もなんだか素直に告白なんかしちゃってます。そして飛は黒龍へ向かい、当代に龍を譲るのを思いとどまるように願う。黒龍にも組み敷かれちゃう飛はモテモテです・・・。そんな中マクは白龍に戻り、再び集まり始めた花路の猛者たちと刃を交える。そこへ尊夫人も現れ、全てを知った花路たちは新たな気持ちで白龍を立て直すことを決意する。
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マクシミリアンに想いを伝える飛の言葉に思わず目を見張るような、それでも激しく強い想いを楽しめる1冊です。 再び逢うことができた飛とマクシミリアン。ようやく道を歩み出した飛は、雷英と猫とともに黒龍へ向かう。一方いつもの調子を取り戻したマクシミリアンは、尊夫人と対面し、飛の出自の真実...
マクシミリアンに想いを伝える飛の言葉に思わず目を見張るような、それでも激しく強い想いを楽しめる1冊です。 再び逢うことができた飛とマクシミリアン。ようやく道を歩み出した飛は、雷英と猫とともに黒龍へ向かう。一方いつもの調子を取り戻したマクシミリアンは、尊夫人と対面し、飛の出自の真実を聞き出して…。 想いを確かめ合う2人のシーンは、思わず赤面してしまいそうな程の文句が飛び交っていましたが、それでも夢中で、早く続きを、と思いながら一気に読めてしまいます。
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