東京セブンローズ の商品レビュー

井上ひさし(著者)

2009/10/04

長い年月をかけてちびちびと書かれた本なようなのです。井上ひさしの長編が好きなアタクシですが　今までのよりもちょっとアレかな？と思わせる本でした。しかし１９４５年前後を描写した、と言う点では評価してよいであろうにゃ。きゃきゃきゃ！一番最後の彼以外の人の日記は必要なく、へ？というような終わり方のほうが良かったような気がいたしました。もしくは　最後まで彼にまったりと書かせてあげてほしかった。編集、加筆などが大変そうな本でもありました。前々から読みたかった本がやっと読めて嬉しかったかも。２００４年１２月も押し迫る頃でする。ｘｘこの本は主にアムトラックのＬＡ行きの中で読みました。