あほらし屋の鐘が鳴る の商品レビュー
失楽園(渡辺淳一の)を代わりに読んで下さった著者に胸熱。読みたくないもんなあ…失楽園。おもしろいです。
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「あほらし屋の鐘が鳴る」という、大阪の超ネイティブしか使わない、古ーいはやり言葉にひかれて読んだのですが、著者の 斎藤 美奈子さんは全然関西系の人でもなく、タイトルと内容(多岐に渡るエッセイだが)は無関係。 でも、この人はフェミニズムの論客らしく、ユーモアとアイロニーにあふれた...
「あほらし屋の鐘が鳴る」という、大阪の超ネイティブしか使わない、古ーいはやり言葉にひかれて読んだのですが、著者の 斎藤 美奈子さんは全然関西系の人でもなく、タイトルと内容(多岐に渡るエッセイだが)は無関係。 でも、この人はフェミニズムの論客らしく、ユーモアとアイロニーにあふれた好感のもてる文章でした。 現時点で内容はかなり古いんだが、それは仕方ない。
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『物は言いよう』の著者の本をとにかく読みたいと思って、手に取った。これはまさにエッセーって感じだから、カテゴリ、どうしよう…。 面白おかしく、そしてやんわりと、皮肉を利かせていろんな事柄を語っている。が、やっぱ時事ねたが多いので、まぁ、少し話題についていきづらい点はあり。そり...
『物は言いよう』の著者の本をとにかく読みたいと思って、手に取った。これはまさにエッセーって感じだから、カテゴリ、どうしよう…。 面白おかしく、そしてやんわりと、皮肉を利かせていろんな事柄を語っている。が、やっぱ時事ねたが多いので、まぁ、少し話題についていきづらい点はあり。そりゃしょうがないわさ。やんわりしているので、私もやんわりと、あぁ、世の中ばかばっか、と笑っていられるのです。精神衛生上、このくらいの勢いのほうが良いかもしんない。笑。が、今は憤りたいので、ちょっと物足りなかったかも。
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あぁあ、ゆってしまったねええ。暮らしの手帖は墓標だって、スーパーエディター花森安治亡き後は、もう残された編集者たちが主の意志を全うするだけの忠臣蔵だって、はっきりゆってしまったねええ。小学校の頃から暮らしの手帖育ちのあたしには辛い事実ですが、しょうがありません。もはや花森さんがご...
あぁあ、ゆってしまったねええ。暮らしの手帖は墓標だって、スーパーエディター花森安治亡き後は、もう残された編集者たちが主の意志を全うするだけの忠臣蔵だって、はっきりゆってしまったねええ。小学校の頃から暮らしの手帖育ちのあたしには辛い事実ですが、しょうがありません。もはや花森さんがご存命の頃の反骨精神、時代への警鐘といった役割は果たすべくもありません。その通りだと思います。雑誌レビューだけでなく、文学賞、もののけ姫なども取り上げ、切って捨てる、あいかーらず快刀乱麻の美奈子さんなのだった。初出は主にpink、uno!などのコラムで、いまいち一つ一つの分量が物足りないというか突っ込みが足りないか。切って捨てるばかりでなく「今月のおすすめ」というブックレビューがあり、趣味が合いそうなのでこれから参考にさせてもらいます。タイトルの「あほらし屋…」云々という言い回しは、上方の友人からきいたそうだけど、こういう言い方って本当にするんでしょうか、関西の方?
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