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傭兵ピエール(上) の商品レビュー

3.9

44件のお客様レビュー

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2009/10/08

ようやっと読了…!でもまだ下巻がぁ〜。 ジャンヌ・ダルクが有名な英仏の百年戦争下、傭兵隊「アンジュールの一角獣」のシェフ、ピエール(ドゥ・ラ・フルトの私生児ピエール)を描いた物語。 その当時の風習などを織り込みながら、ピエールが魅力的に描かれていて、面白い。 当初、ラ・ピュセル-...

ようやっと読了…!でもまだ下巻がぁ〜。 ジャンヌ・ダルクが有名な英仏の百年戦争下、傭兵隊「アンジュールの一角獣」のシェフ、ピエール(ドゥ・ラ・フルトの私生児ピエール)を描いた物語。 その当時の風習などを織り込みながら、ピエールが魅力的に描かれていて、面白い。 当初、ラ・ピュセル-ジャンヌ・ダルクとの絡みの話かと思ってたけど、どうやらそうじゃないらしい。 根無し草の傭兵家業が、どうやらさらった女達の故郷の町に定住しそうな雰囲気のまま、上巻は終了。 …ただ、しばらくこの手の「物語」を読んでいなかったせいか、えらく読むのに時間がかかってしまった。 所々、ハマってしまう場面もあったのにもかかわらず、丁寧な描写を読むのが面倒になってしまったのね。。(失笑)。 でも、これは私の方の事情だよなー。 + + + 遂に順番が回ってきたぞー。 佐藤亜紀の『ミノタウロス』と迷ったんだけど、結局こちらに軍配。 佐藤亜紀の方は後のおたのしみにするわーん。 2008.08.04. + + + 病院の為札幌に行ったので、約二ヶ月ぶりに大きな本屋に行きました♪ で、ようやっとこの本を入手。もちろん下巻も購入です。 んー。読むの楽しみだーんv 2008.06.23. + + + 数年ぶりに会った友達に勧められた本。 当初文庫を購入しようと思ってたけど近くの本屋にはなくて(なんてことー!)いまだに手に取れません。るるる。 佐藤賢一は他の作品もすすめられたんだよねー。 2008.06.17.

Posted byブクログ

2012/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十五世紀、百年戦争下のフランス。王家の威信は失墜、世には混沌と暴力が充ち、人々は恐怖と絶望の淵に沈んでいた。そんな戦乱の時代の申し子、傭兵隊を率いる無頼漢ピエールは、略奪の途上で不思議な少女に出会い、心奪われる。その名は―ジャンヌ・ダルク。この聖女に導かれ、ピエールは天下分け目の戦場へと赴く。かくして1429年5月6日、オルレアン決戦の火蓋は切られた…。 削除

Posted byブクログ

2009/10/04

 15世紀、百年戦争後記のフランスが舞台。上巻では傭兵部隊を率いるピエールの人間性が中心に描かれ、下巻ではジャンヌ・ダルクとピエールの関係を中心とした話が書かれている。  西洋時代小説という一つのジャンルを切り開いた作家らしく、人物や時代背景などを上手く描いている。ただ、難点は上...

 15世紀、百年戦争後記のフランスが舞台。上巻では傭兵部隊を率いるピエールの人間性が中心に描かれ、下巻ではジャンヌ・ダルクとピエールの関係を中心とした話が書かれている。  西洋時代小説という一つのジャンルを切り開いた作家らしく、人物や時代背景などを上手く描いている。ただ、難点は上巻の前半部分が説明的な文章が多く、入り込みにくい。時代小説の宿命とは言え、そこをうまく書ければ更に面白い話になると思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

史実の隙間にフィクションが織り交ぜられていて、すべてが現実らしく見えてくるお話。 この本を手に取ったのは、作家名を勘違いしていたことが原因。でも、勘違いして手にとって良かった。おもしろかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

手にした切っ掛けは、宝塚歌劇の宙組公演を見て感動したから。ちょっとエッチで笑えて、痛快で、他のジャンヌ・ダルクものより好み。

Posted byブクログ

2009/10/04

傭兵ピエールとジャンヌ・ダルクの物語。 一応、架空歴史モノになるのだろうけど そんな色眼鏡はとっぱらって読んで欲しい!風景、歴史状況、息づく人々…主要人物意外も『生きて』いて読むのが止まらない物語。オススメ。余談だが宝塚で演じられたこともあるそうなw

Posted byブクログ

2009/10/04

3年ぶりくらいに再読。 いや、おもろい! ありがちな設定だけど、ラストはわかるけど おもしろかった。 ただ最後の章はちょっとはしょりすぎかな。 あれだけはしょるなら最後の章自体はしょった 方がよかったかも。

Posted byブクログ

2009/10/04

今度は、傭兵とジャンヌ・ダルクだ。 この時代の、荒っぽい傭兵といいように扱われる”女”という存在には、正直鼻白むものが無きにしも非ずだけれど、でもでも面白い。

Posted byブクログ

2009/10/04

とても良く出来た歴史小説だと思うし、とても面白かった。 だけど、主役さえ良ければそれでいいのか?! むやみやたらと陵辱された挙句に殺された女たちや、身代わりになって死んだ女のことを軽く思っているところがなんとも・・・。 なんて思うのは私がジャンヌ・ダルクをあまり好きではないからか...

とても良く出来た歴史小説だと思うし、とても面白かった。 だけど、主役さえ良ければそれでいいのか?! むやみやたらと陵辱された挙句に殺された女たちや、身代わりになって死んだ女のことを軽く思っているところがなんとも・・・。 なんて思うのは私がジャンヌ・ダルクをあまり好きではないからかもしれない。 実際こんなヒトが近くにいたら、イライラすると思うのですわ。

Posted byブクログ

2009/10/04

なんといっても、書き出しは圧巻。その一行に引き込まれます。私生児という出自から引け目を感じ、「シェフ殺しのピエール」として生きてきたピエール。翳のある人物描写はやっぱりイイ!!

Posted byブクログ