サーフ・スプラッシュ の商品レビュー

桜井亜美(著者)

2人の少女の手紙で織…

[文庫ＯＦＦ]

2人の少女の手紙で織りなされる成長記。青春の匂いがします。

手紙の形式を取ってい…

[文庫ＯＦＦ]

手紙の形式を取っているから、描写は物足りないと思いました。でもちゃんと一貫性のあるお話しで、よんだ後の余韻がいつもどおり。

二人の少女が成長して…

[文庫ＯＦＦ]

二人の少女が成長していく話です。二人の手紙で構成されています。手紙独特の文体から好き嫌いが別れるようです……。

2人の１６．７の女の…

[文庫ＯＦＦ]

2人の１６．７の女の子の交換手紙の形式。1人は学校をやめて彷徨ってて、もう1人は優等生の顔しながら少し自堕落な生き方をしてしまっている。この世代の話は、きっとその世代の人しかわからない気がした。過ぎてしまえば、学校なんてとても簡単な場所。檻だ牢獄だと思っても。所詮3年間の出来事で、それが過ぎても何かが変わったわけでもないし、自由と責任が増えたくらいなんだ。そう思って読むと。主人公たちにもっと力抜いて、自身を大切にすればいいのにと感じずにはいれない。

女子高校生二人の手紙…

[文庫ＯＦＦ]

女子高校生二人の手紙のやりとりだけで、物語が語られる。形式に無理があるのか、純粋な手紙としては書き方が奇妙で、互いがコミュニケートしているというより、それぞれ交互に独白しているだけの印象を受けた。おそらく、地の文で書くより解り難くなっている。内容興味が持てなかった。

2022/05/18

女子高生の交換日記の様な形式でストーリーは進んでいきます。目線が女子目線なので同時代を生きてきた人にはダイレクトに刺さるものがあるのかもしれませんが男子としてはそこまでという感じでした。
最終的に主人公の一人である少女が選択した事が、偶然にも後書きを書いている女優竹内結子にフラッシュバックするという、何とも感慨深さが残りました。

2014/02/06

　この話は、ヒトミと、チサトという女の子の手紙のやり取り……という形だけで話が続いていきます。

　ずっと、学校を辞めたかった落ちこぼれな女の子、チサト。
　自分も辞めたいとは思っているけれど、いい子に振る舞ってしまう女の子、ヒトミ。

　チサトが学校を辞めてしまい、ヒトミに手紙を書くところから物語は始まって……。

　って感じなんですけど。
　最初は、キャラクターの強さから、チサトが主人公だと思ってたんですけど……。
　違うんですよね。
　この物語の本当の主人公はヒトミだったんだ……ってことは、最後まで読んで、ようやく気がつきました。
　本当に。
　僕には、ヒトミの気持ちが本当によくわかる。
　でも、でもね。
　あそこまで何もかもに絶望することはなかったんじゃないか……と、ヒトミには言いたい。
　でも、人間の心の闇って他人には見せられないんだよね。だから、闇なんだし……。
　僕はここで、思う様闇をばら撒いているけれど。
　聞いてくれる人が、聞いても軽蔑しない人がいてくれることは、とっても尊いことだと思うんだ。

2012/12/23

購入：Shin（2012.3.25）
古市でタイトル見て買いました。
変な展開で最初は少し期待外れでしたが、後半はのめり込めた。
最後どうなったんやろ？
EGO(2012.12.23)
変わった世界観で興味深い作品でしたが、理解されにくい終わり方でした。

2009/10/04

桜井亜美の作品で一番好き。

桜井亜美と言えば、強姦、堕胎、同性愛等の過激な内容が多い、この作品にも、もちろんあります。
でも他の作品ほど下品に感じない。

2009/10/04

★あらすじ★
学校やめるって言葉、ずっと言いたかった――。工事中のビルにあるクレーンから、神秘的な夜明けを見た次の日、チサトは一通の手紙を書いた……。はかなくて美しすぎるストーリー。