人喰いの時代 の商品レビュー
ホラーとかサスペンス的なものを期待していたけれど、その意味で期待外れだった。 帯にも全てを覆す驚愕の真実とあるけれど、驚愕するほどのものではなかったし、覆すと言えるのか分からないし、と、読む前の想定からかけ離れ過ぎてて残念。 お話としてみても、ミステリの読み方が違うのかもしれたい...
ホラーとかサスペンス的なものを期待していたけれど、その意味で期待外れだった。 帯にも全てを覆す驚愕の真実とあるけれど、驚愕するほどのものではなかったし、覆すと言えるのか分からないし、と、読む前の想定からかけ離れ過ぎてて残念。 お話としてみても、ミステリの読み方が違うのかもしれたいけれど、あくまで普通という印象しか受けなかった。 150921
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内容や文体から、相当昔の作品のような雰囲気があるけれど、それほど古い作品ではない。旧作ではあるけれど。 「連作の最後の章に待つ大仕掛けにあなたは必ず驚愕する」というコピーに期待したけれど、驚愕とまではいかなかった。もしかすると、仕掛けをきちんと理解できていないのかもしれない。本格...
内容や文体から、相当昔の作品のような雰囲気があるけれど、それほど古い作品ではない。旧作ではあるけれど。 「連作の最後の章に待つ大仕掛けにあなたは必ず驚愕する」というコピーに期待したけれど、驚愕とまではいかなかった。もしかすると、仕掛けをきちんと理解できていないのかもしれない。本格好きの方にはお勧めだと思う。
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驚き、と言うよりは予想外に始まり予想外に終わった、という感じ。 まさかの続編があるよう。 新たな予想外がありそうで少し気になります。
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仕掛けがあるのは分かったが、トータルしてイマイチ。 文章は読みやすいけど、読み応えはあまりない。 淡々とした展開。 推理小説ではなく、ただの物語。 キャラクターも名前負けしている。
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昭和初期を舞台にした不可能犯罪連作短編集。 横溝正史的匂いがしますわな。 連作短篇を読むときのコツとして、できるだけ一気読みした方が印象深くなるのは、本作でも成り立ちますね。 山田の推理小説に特徴的な部分がこの作品にも出ていますので、作品的に合うかどうかは他の作品から判断できるん...
昭和初期を舞台にした不可能犯罪連作短編集。 横溝正史的匂いがしますわな。 連作短篇を読むときのコツとして、できるだけ一気読みした方が印象深くなるのは、本作でも成り立ちますね。 山田の推理小説に特徴的な部分がこの作品にも出ていますので、作品的に合うかどうかは他の作品から判断できるんじゃないかな。 メフィスト賞の作品が好きな人は、この作品も好きになる確率は高そうですが。
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退廃的、陰気な雰囲気が好きな人にはたまらないかと。ジャンルとしてはミステリですが、やはりSF作家として有名な著者だからか、どことなく異世界情緒の感じられる作品。 私は松本零士の絵で想像しながら読みました。
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どこかの書評かPOPかでやけに煽っていたので(驚愕の最終章とか)読んでみました。ちょっと変な感じの連作短篇集。それなりに楽しめましたが、どうなのだろう?戦前の良い雰囲気を漂わせつつ、もっと最終章は色々とやりようがあったのでは。ちょっと物足りない一冊。その雰囲気が逆に良いと言われれ...
どこかの書評かPOPかでやけに煽っていたので(驚愕の最終章とか)読んでみました。ちょっと変な感じの連作短篇集。それなりに楽しめましたが、どうなのだろう?戦前の良い雰囲気を漂わせつつ、もっと最終章は色々とやりようがあったのでは。ちょっと物足りない一冊。その雰囲気が逆に良いと言われれば、それはそれで合意してしまう。
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著者の名前だけ見てあらすじ読まずに買ったけど、私のなじみ深い町小樽、しかもばあちゃんがよく話していたころの時代のミステリ。実際見たわけじゃないのにああそうだよなーと納得できるような描写ばかり。 まさか終章があんなふうになってるなんて思わなかった。第一章の「人喰い船」で引っかかって...
著者の名前だけ見てあらすじ読まずに買ったけど、私のなじみ深い町小樽、しかもばあちゃんがよく話していたころの時代のミステリ。実際見たわけじゃないのにああそうだよなーと納得できるような描写ばかり。 まさか終章があんなふうになってるなんて思わなかった。第一章の「人喰い船」で引っかかっていた部分がああいう形で消化されるなんて。
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昭和初期な、ちょっと退廃的な雰囲気の 連作推理。 この作家、SFだけじゃないのね。 最後、まさかの展開、要注意です。
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日中戦争の引き金となる盧溝橋事件の起きた頃を時代背景としているので現代とはかけ離れた時間の流れの中での人と事件を感じる。 思想犯と特高が軸に展開するあたりも現代からのワープ感覚たっぷり。
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