エンド・ゲーム の商品レビュー
懐かしい愚かさ。いとおしき愚かさ。 現実の世界は、矛盾と妥協、困難と挫折に満ちているのに 1つ目は色んな能力の人達が出てきてオムニバスのようになっていたのですが、今回は1つの能力の人にスポットを当てて書いています。 早く読みすぎてしまったのか、なんやらかやらで終ってしまった。...
懐かしい愚かさ。いとおしき愚かさ。 現実の世界は、矛盾と妥協、困難と挫折に満ちているのに 1つ目は色んな能力の人達が出てきてオムニバスのようになっていたのですが、今回は1つの能力の人にスポットを当てて書いています。 早く読みすぎてしまったのか、なんやらかやらで終ってしまった。 (゜-゜;)ウーン評価しがたい。凄く楽しい、と言うわけでもないし詰まらないというわけでもない。 次も学校に入ってたのでそれ読んでみようかな。
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「常野物語−光の帝国」の中の短編で描かれた家族の長編ver。短編時は次なる展開が気になる話だったが、長編になるとやや物足りず。 最近の恩田陸はジェットコースターで例えるならば、100m昇ったのに10mしか落ちないという物足りなさ、もしくは100m昇って1000mも落ちるために読者...
「常野物語−光の帝国」の中の短編で描かれた家族の長編ver。短編時は次なる展開が気になる話だったが、長編になるとやや物足りず。 最近の恩田陸はジェットコースターで例えるならば、100m昇ったのに10mしか落ちないという物足りなさ、もしくは100m昇って1000mも落ちるために読者が展開についてこれなくなってしまうような急展開で物語を終わらせてしまう感じが。嫌いではないのだが、読後感が微妙なのは確か。
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世界観が不思議。 読解力がついていかず、建物のディテールがついていかない。 表と裏とそれを隔てる者。 でも実はその物語の前提自体がおかしくて、 作ってきた世界観が終盤でもろくも壊れる。 いや、もともと壊れていたんだろう。 種の交配みたいなものにヒントを得たのだろうか...
世界観が不思議。 読解力がついていかず、建物のディテールがついていかない。 表と裏とそれを隔てる者。 でも実はその物語の前提自体がおかしくて、 作ってきた世界観が終盤でもろくも壊れる。 いや、もともと壊れていたんだろう。 種の交配みたいなものにヒントを得たのだろうか? 敵対する種が馴れ合ううちに同化する。 われわれも混ざってしまうのだろうか?
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常野物語シリーズ3弾。 最後はイマイチだったような気はするけど… 火浦かっこいい!(私の中では超イケメンを想像している。)
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【光の帝国】→【蒲公英草紙】に続く常野物語の第3弾 なかなか面白かったです。 もう何かわからないけど面白い。 よくこんな事思いつくなぁ〜と感心します♪ 最後までどんでん返しの連続で どうなるんだろうとドキドキでした。 さすが恩田さん!っていう一冊です。
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常野物語シリーズ第3弾。常野の中の、裏返したり裏返されたりする人々の話。常野物語―光の帝国―を読まないとこの話だけでは訳わからなくなると思います。他の2冊はファンタジー、これはSF(ホラー)というイメージ。常野の近い血縁の間に生まれた時子。自分を裏返そうとする「あれ」を警戒する日...
常野物語シリーズ第3弾。常野の中の、裏返したり裏返されたりする人々の話。常野物語―光の帝国―を読まないとこの話だけでは訳わからなくなると思います。他の2冊はファンタジー、これはSF(ホラー)というイメージ。常野の近い血縁の間に生まれた時子。自分を裏返そうとする「あれ」を警戒する日々。オセロゲームのように。洗濯屋の火浦はなかなか魅力的。でもシリーズの中では毛色が違いすぎて、あの雰囲気が好きな私には期待外れだった。グロイ表現も結構あるし、読んでいてしんどい。まあ、最後まで読むとある程度納得がいってすっきりします。これは繰り返し読みたい話ではないなぁ。美しい常野の世界にもこういう面があるということで。
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裏返すか裏返されるか。結局裏返すって・・・ってなるんだけど、ページをめくる手はとまらない。初恩田陸。常野シリーズ。
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続きが気になり一気に読んでしまった しかし割り切れない箇所もあり、 常野物語にしては後味が余り良くない まぁ世の中は綺麗事だけではないのだけど エンドだけにこのあとは続かないのかな
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オセロのような、「裏返す」戦い。「洗濯屋」の火浦、結構気に入りました。展開とラストは奇抜です。常野シリーズ…というより、異能シリーズといったほうが正しいでしょうか? なんにしろ、楽しいです。
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最初の常野物語『光の帝国―常野物語』のひとつに出ていた親子の話でした。 出て行った父親を見かけた母親と、母親の異変に呼び出されてかけつけた娘と 『洗濯屋』とよばれる男の3人で話が進みます。 軸であろう父親視点もあるのですが、ほぼ最後の方にすこ〜しだけ。 最後の方でやっと種明かし...
最初の常野物語『光の帝国―常野物語』のひとつに出ていた親子の話でした。 出て行った父親を見かけた母親と、母親の異変に呼び出されてかけつけた娘と 『洗濯屋』とよばれる男の3人で話が進みます。 軸であろう父親視点もあるのですが、ほぼ最後の方にすこ〜しだけ。 最後の方でやっと種明かし、と思ったら更なる謎が。 2転3転していく内容に、脳内が「まって〜!」状態でしたw 読み終わると、表紙の絵の意味が分かります。
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