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死のバースデイ の商品レビュー

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2018/11/06

ラング・ルイスの作品を読むのは初めてで、タック警部補が登場する第1作の『友だち殺し』も翻訳されているけれど、ジャック・バーザン&ウェンデル・ハーティッグ・テイラーが選んだ、「20世紀前半において古典と呼ばれるに値する50冊」のなかの1冊である本作(タック警部補の第4作)から読みま...

ラング・ルイスの作品を読むのは初めてで、タック警部補が登場する第1作の『友だち殺し』も翻訳されているけれど、ジャック・バーザン&ウェンデル・ハーティッグ・テイラーが選んだ、「20世紀前半において古典と呼ばれるに値する50冊」のなかの1冊である本作(タック警部補の第4作)から読みました。 長編ながら少々短い作品なので、さあ、これからさらに盛り上がるのか…といったところで、あっという間に謎が解明し、少々物足りない感じはありましたが、全体的に丁寧に描かれている作品でした。意外な真相が分かって、改めて最初から読み返すと、ちゃんと伏線も張られていて好感でした。 容疑者の一人である新進女優の、代理人が関西弁なのはご愛嬌。

Posted byブクログ