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ハゲタカ(上) の商品レビュー

4.2

255件のお客様レビュー

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2009/10/04

上巻488頁、下巻426頁の長編小説になりますが、物語の 展開が程よく早く、仕事が急がしい時期でも約2週間ほどで読み切りました。 内容紹介で記述のある「斬新な再生プラン」は多少誇大 表現と思いますが、バブル崩壊後の不良債権の処理に ともなう外資系ファンドの動きは事実に基づいたも...

上巻488頁、下巻426頁の長編小説になりますが、物語の 展開が程よく早く、仕事が急がしい時期でも約2週間ほどで読み切りました。 内容紹介で記述のある「斬新な再生プラン」は多少誇大 表現と思いますが、バブル崩壊後の不良債権の処理に ともなう外資系ファンドの動きは事実に基づいたものが 多いため下手な経済本を読むより参考になると思います。 世界を凌駕するファンドの恐ろしさと不況の中での勝機 といった金融ならではの仕組みは勉強になります。マネ ーゲームやパワーゲームと称される金融ビジネスの仕組 みの中で生き抜くには、常に勝ち続ける必要があると 感じました。 2007年2月にNHKの土曜ドラマ枠でドラマ化され ます。小説を超えるドラマや映画はありませんが、原作 本として採用されるに足る秀逸作であるとことは間違い ありません。

Posted byブクログ

2009/10/04

バブル経済がなんだったか、その後の金融危機とは具体的になんだったかが、銀行員VSファンドの戦いから見えてくる。 大変勉強になるとともに、 自分の知識のなさに情けなくなりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

ハゲタカファンドや外資系投資銀行が、どうやって企業買収に関わっているのか、その手法がインサイダー的な観点からよく描かれていて、楽しいです。 企業買収の入札の際に、30分しかない中で100億円を集めちゃうところとか、交渉相手を抱きこむために女や馬をあげちゃうとか、どこまで本当かは...

ハゲタカファンドや外資系投資銀行が、どうやって企業買収に関わっているのか、その手法がインサイダー的な観点からよく描かれていて、楽しいです。 企業買収の入札の際に、30分しかない中で100億円を集めちゃうところとか、交渉相手を抱きこむために女や馬をあげちゃうとか、どこまで本当かは分かりませんが、本当にこういうことやってるんだな〜って感心しちゃいます。 情報を制するものはディールを制する。 彼らの世界を言い表すには、このひと言に尽きます。 情報のためには、カネと人を使いまくります。 この小説はフィクションなのですが、本当に倒産して再生手続きに入った企業名をほぼそのまま出していたりするので、「あ〜、この事件はこういう裏の動きがあったんだろうな〜」みたいな舞台裏を想像しながら、楽しく読むことができます。

Posted byブクログ

2009/10/04

経済に疎い私でも十分楽しめました。 日本の経済の仕組みがちょっとわかったような気になります。

Posted byブクログ

2009/10/04

敵対するファンドによる妨害や買収先の社員からの反発を受けながら、斬新な再生プランを披露し業績を上げていく投資ファンド運営会社。企業買収・再生の真実を描いた問題作。

Posted byブクログ