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という、はなし の商品レビュー

3.9

63件のお客様レビュー

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2012/06/07

気兼ねなくスラスラ読めるエッセイ本。(多分エッセイ…。) 挿し絵の動物が文章に巧くマッチしていて、フッと笑ってしまう。 また読書に対する疑念や想いなどを文章に表している印象を受けました。 お気に入りの章は、「地上の教え」と「眠くない」 準備万端をして本を読むと確かに眠くなる。 ...

気兼ねなくスラスラ読めるエッセイ本。(多分エッセイ…。) 挿し絵の動物が文章に巧くマッチしていて、フッと笑ってしまう。 また読書に対する疑念や想いなどを文章に表している印象を受けました。 お気に入りの章は、「地上の教え」と「眠くない」 準備万端をして本を読むと確かに眠くなる。 神様は不公平だ。 そして黒猫や黒犬は愛でるのに、何故カラスは邪険に扱うのだろうか。 共感しながら思わず笑ってしまう本でした。

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2011/07/01

「本」を読むことの楽しみ そして いつもの 吉田さんの しゃれた比喩 さわやかな 読書の時を 持ちたい人に おすすめの一冊

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2011/05/18

私はフジモトマサルさんのファンだ。その上お調子者の私は面白かったからとフジモトさんが関わった本を読み終わると人にあげてしまう癖がある。という訳でこの「という、はなし」も久しぶりに入手した。 この本にある絵の通り、フジモトさんは本が好きだ。本人に聞いたから本当だ。それがよくわかる本...

私はフジモトマサルさんのファンだ。その上お調子者の私は面白かったからとフジモトさんが関わった本を読み終わると人にあげてしまう癖がある。という訳でこの「という、はなし」も久しぶりに入手した。 この本にある絵の通り、フジモトさんは本が好きだ。本人に聞いたから本当だ。それがよくわかる本。後はじっくりと味わいましょう。フジモトさんの絵と吉田篤弘さんの文章のズレが味になっている。そんな本。

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2011/04/04

読書って、もしかしたら、何を読むかよりも、どこでどう読むかってことの方が大事なんじゃないかしら?と思ってしまう。 フジモトマサルの絵を見ているだけで、自分がそこで本を読んでいたら・・・と想像が膨らみます。 「読書の時間」って、贅沢だよなぁ。

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2011/04/03

さまざまなカワイイ動物たちがいかにも味のありそうな本を読みふけっている情景を描いたしみじみと小さな絵にクラフト・エヴィング商會のかたわれさんが文章をつけた。 自分だったらどんな文を添えるかなあとか考えるのもまた愉し。 こんなキーワードがありました。  ・知らぬふり 知らぬふりの...

さまざまなカワイイ動物たちがいかにも味のありそうな本を読みふけっている情景を描いたしみじみと小さな絵にクラフト・エヴィング商會のかたわれさんが文章をつけた。 自分だったらどんな文を添えるかなあとか考えるのもまた愉し。 こんなキーワードがありました。  ・知らぬふり 知らぬふりの態度が理想ですね?  ・もうひとり氏 けっきょく意地悪い自分自身なのですけど。  ・そうだった、そうだった すべてがここにあったのでした。  ・孤独のふり 寂しくならないと考えたりしない。  ・虎の巻 なんとなく覚えてたらいいのね。  ・待ち時間 ちょっとワクワクの時間だったり。  ・ほどよい とはどんな量か?  ・居残り もまた楽し。  ・眠くない 方がいいときほど眠い。  ・乗り換える と、それだけで少し幸福になる。  ・影 の幸福  ・三重スパイ の至福  ・行き先 がわからないと不安になる?  ・少年期 をどこに忘れてきた?  ・ひとり もまたよし  ・背中あわせ もまたよし  ・我を忘れる のもまたよし  ・さらば都会よ いつまで耐えられる?  ・車中の読書 の結末はいかに?  ・日曜日の憂鬱 もまた愉しい  ・暗転 の便利さ  ・時間の売買 ができたら便利?  ・古本屋と恋 はつきもの? 絵を描いたフジモトマサルさんの公式サイトはhttp://fujimotomasaru.jp/。 (2006年08月26日読了)

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2010/11/16

絵にあわせて文をかく24のお話。 絵もかわいらしいがお話もかわいくてひとつめを読んでどっぷりはまり、 4冊目にしてこれから吉田篤弘さんの本はすべて読むことに決まりました。 読書の情景というテーマがあり、どれも本にまつわる話。 夜行列車にて、とにかく、暗転が気に入った。でも読む度に...

絵にあわせて文をかく24のお話。 絵もかわいらしいがお話もかわいくてひとつめを読んでどっぷりはまり、 4冊目にしてこれから吉田篤弘さんの本はすべて読むことに決まりました。 読書の情景というテーマがあり、どれも本にまつわる話。 夜行列車にて、とにかく、暗転が気に入った。でも読む度に好きなのが変わりそう。 いや、ほんとこの人のかく文章が好きです。あとがきも好きです。

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2010/09/07

すごく和む。もっとゆっくり読んでいたかった。 イラストがいちいち可愛い。 全体的に夜の話が好きだな。

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2010/09/07

【図書館所蔵】913.6YO フジモトマサルが描く24の読書の情景に吉田篤弘が短い文章を付けた1冊。 どれも「こんなふうに静かに本がよめたら」と思わせる情景ばかりです。 この本を読むと単に読書がしたくなるだけでなく、いろんな場所で本を読んでみたくなります。 私は48ページの夜の...

【図書館所蔵】913.6YO フジモトマサルが描く24の読書の情景に吉田篤弘が短い文章を付けた1冊。 どれも「こんなふうに静かに本がよめたら」と思わせる情景ばかりです。 この本を読むと単に読書がしたくなるだけでなく、いろんな場所で本を読んでみたくなります。 私は48ページの夜の山の中でお風呂に入りながら、ランプの光の下で本を読んでいる姿に憧れます。 たかの

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2010/08/19

気づくと、なぜか女性作家さんばっか。 わたしの読書は、すっごく偏ってる。 心地いい文章を、いまの落ち気味モードの心が求めるから、よけいに。 でも、ひさしぶりの男性作家さん。桜庭一樹セレクト本で出会った、作家さん。 この本も、心地よかったぁ。 「読書の情景」というテーマで、フジモ...

気づくと、なぜか女性作家さんばっか。 わたしの読書は、すっごく偏ってる。 心地いい文章を、いまの落ち気味モードの心が求めるから、よけいに。 でも、ひさしぶりの男性作家さん。桜庭一樹セレクト本で出会った、作家さん。 この本も、心地よかったぁ。 「読書の情景」というテーマで、フジモトマサルさんがイラストを描かれ、そのイラストに吉田篤弘さんが文章を書く(吉田さんいわく「挿文」)、というカタチだったらしい。 「待ち時間」が、いちばん好き。 吉田さんの本、また読みたいなって思った。

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2010/07/24

イラストレーター兼漫画家のフジモトマサル氏の 誰か(動物)が本を読んでいるイラストに クラフト・エヴィング商會の吉田篤弘氏が 挿絵ならぬ「挿文」を書いてゆくという連載を まとめたもの。 そうとは知らずに読んでしまっていたので 今度はイラストをじっくり見た後に 自分でもちょっとお...

イラストレーター兼漫画家のフジモトマサル氏の 誰か(動物)が本を読んでいるイラストに クラフト・エヴィング商會の吉田篤弘氏が 挿絵ならぬ「挿文」を書いてゆくという連載を まとめたもの。 そうとは知らずに読んでしまっていたので 今度はイラストをじっくり見た後に 自分でもちょっとお話を創造してみたりしてから 読むのも楽しいかもねー。

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