他人を見下す若者たち の商品レビュー
辛い現実を直球で語るため読んでいると辛くなります。でも、やはり現実を語っていただく情報は貴重かと。小学生ですらいじめられないためまわりの空気の読みつつ行動している現状を知らされるとゾッとしますが。。。
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いまいち。 著者の理想は何なのか。 現在の若者の思考は確かに変って来ている。問題でもある。 しかし「じゃあどうするか」がほとんど書かれていない。 著者の理解できる範囲での若者の行動なら「評価」されて、理解できない範囲なら「ダメ」と烙印を押される感じ。 結局「自分次第じゃん」と思え...
いまいち。 著者の理想は何なのか。 現在の若者の思考は確かに変って来ている。問題でもある。 しかし「じゃあどうするか」がほとんど書かれていない。 著者の理解できる範囲での若者の行動なら「評価」されて、理解できない範囲なら「ダメ」と烙印を押される感じ。 結局「自分次第じゃん」と思えた。 著者が書くような若者でも、それが世間に受けて社会が向上したらたぶん肯定される。全体でコロコロ変ってしまう論調。これで飯食っていける世の中だから幸せだなあと思う。現場の教員として子どもは悪くない。育て方が悪いという実感。特に親の家庭教育の大切さを感じる。
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自分の行動を振り返って戒める本として良かった。 共感できないところも多々あったが、自分が劣等感を感じたくないから他人の欠点を厳しく非難するといった趣旨の文章は、日本の政治家を彷彿とさせて妙に納得した。
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はい、タイトルで買いました。 内容的には若者の心理分析ものですね。 若干科学的根拠は弱く主観が混じりすぎな気がしないでもないですが、なかなか考えさせられる内容でした。 特に、他者軽視や社会に対する無関心さ、仮想的有能感などは自分も含めて多くの若い世代が抱いているような気が...
はい、タイトルで買いました。 内容的には若者の心理分析ものですね。 若干科学的根拠は弱く主観が混じりすぎな気がしないでもないですが、なかなか考えさせられる内容でした。 特に、他者軽視や社会に対する無関心さ、仮想的有能感などは自分も含めて多くの若い世代が抱いているような気がしてなりません。 少しずつ着実に改善していきたいですね。
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いわゆる若者論を、心理学の研究者が書いた本。 前半は「最近の若者は…云々」的な説教臭い文章だったように思えたが、後半あたりから面白くなってきた。 共感できるところもあれば反発したいところもあった。 「仮想的有能感」というキーワードを軸に、若者の心性を時代的・文化的な変遷という視...
いわゆる若者論を、心理学の研究者が書いた本。 前半は「最近の若者は…云々」的な説教臭い文章だったように思えたが、後半あたりから面白くなってきた。 共感できるところもあれば反発したいところもあった。 「仮想的有能感」というキーワードを軸に、若者の心性を時代的・文化的な変遷という視点から説明している。 「心理学者の視点」というものが見れたのが面白かった。
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【MM153 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2006 2007/1/24】 【第7位】『他人を見下す若者たち』(速水敏彦著、講談社、2006年) http://tinyurl.com/yxzff3 (コメント)「仮想的有能感」という言葉をキーに、...
【MM153 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2006 2007/1/24】 【第7位】『他人を見下す若者たち』(速水敏彦著、講談社、2006年) http://tinyurl.com/yxzff3 (コメント)「仮想的有能感」という言葉をキーに、現在の若者が抱える思考を読み解こうとした作品。若者の考え方ということは、近い将来日本全体がこういう風になる、という警告という意味で読んでみました。ちなみに「若者」つながりで下記の作品を今年に入ってから読み終えました。この作者は、富士通の人事制度を暴露し話題となったかたです。 参考:『若者はなぜ3年で辞めるのか?』http://tinyurl.com/tekyk 『内側から見た富士通』http://tinyurl.com/yyvwyz
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私は他人を見下しているんだろうか、と思って読んでみた。 結論は、ここで取り上げられている若者と、私自身・周りの若者にはギャップがある。ので私自身・周りには当てはまらず。 でもここに書いてあることが事実なら怖いなー これが出版された2006年は私は中2だったので、ここに書いてある...
私は他人を見下しているんだろうか、と思って読んでみた。 結論は、ここで取り上げられている若者と、私自身・周りの若者にはギャップがある。ので私自身・周りには当てはまらず。 でもここに書いてあることが事実なら怖いなー これが出版された2006年は私は中2だったので、ここに書いてある例は私ら世代の調査結果のはずですが、子ども目線の感覚と調査から導く判断は随分隔たりがある。 ……こう書くとどっちが正しいんやって感じやけど。
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視点はとても面白いと思います。 私はその「若者」ド直球な年代なので、本当にそういう他人を見下した視点からの典型的な考えをしてしますことがあります。 どうしてそういう発想をするのかを知りたくて購入しました。 なんとなくその手がかりはありましたが、研究不足な内容に思えました。 なので...
視点はとても面白いと思います。 私はその「若者」ド直球な年代なので、本当にそういう他人を見下した視点からの典型的な考えをしてしますことがあります。 どうしてそういう発想をするのかを知りたくて購入しました。 なんとなくその手がかりはありましたが、研究不足な内容に思えました。 なので後半の議論があやふやな感じでまとまっていない。 読んでてよく分からなくなりました(;・∀・)
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自分の価値や能力を過大評価し あたかも自分は有能な人間だと仮想、 他人を軽視する若者が増えている… 自分の掲げる理想とは 現実がかけ離れいる為に自信を喪失し、 その一種の防衛機制として 他者を軽視、下の存在を徹底的に 打ち砕くことによって安心感を獲得 萎縮した自尊感情を無意識に 回復させていく日本の若者たち… この本はその背景には どんな根源的要因があるのか が筆者の視点で書かれてある。 …読んでて共感する部分もあったが それと同時に日本の将来を担う 若者たちの気持ちのあり方を垣間見て すこし空しい気持ちにもなった 厳しい競争社会で生きていくのは 難しい…だが他人を軽視するよりも 自分の状況に満足せず、自らを 奮い立たせ努力するような姿勢が 今の若者に必要なのかもしれない。
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~110717 納得出来るところとそうでないところがありましたが、大筋ではなるほどという感じでした。自尊感情と仮想的有能感は違う。だから、他人との比較ではない自分への価値付けが出来ればいいのかなと思います。
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