落語的笑いのすすめ の商品レビュー
慶応大学で行われた 「現代芸術」 という講義の記録です。 「笑い」 をテーマとした講義ですが、落語の枕のように、ためにもなりそして面白いお話がいろいろ出てきました。なかでも印象に残ったのは、笑いのツボの話。世の中いろんな人が居るけれど、涙腺がゆるんでしまう ”泣き”のツボというの...
慶応大学で行われた 「現代芸術」 という講義の記録です。 「笑い」 をテーマとした講義ですが、落語の枕のように、ためにもなりそして面白いお話がいろいろ出てきました。なかでも印象に残ったのは、笑いのツボの話。世の中いろんな人が居るけれど、涙腺がゆるんでしまう ”泣き”のツボというのは、だいたいみなさん同じようなもんであると。それに対して "笑い" のツボ、笑腺とでもいうものは、かなり人によってそれぞれであるからして、笑腺が似ている人と、一緒になると、人生幸せに過ごせますよ、とおっしゃっておりました。 恋愛中にはとかく感動する映画など見がちだけれど、是非ともコメディであるとか、新喜劇だとか、落語だとかを一緒に見て、ツボが同じか似ているかズレているか、チェックされたらいいですよ、とおっしゃっておりました。
Posted by
文珍さんの、慶応大学での講義を1冊の本にしたもの。 日本で一番古い笑いから、関西と関東の笑いの違い、落語のいろはまで、笑いに関する知識がたくさん詰まっています。落語好きにはたまらない感じ。文珍さんの人柄も、やっぱり素敵。
Posted by
- 1
- 2