パクる技術 の商品レビュー
パクって企業が成功した事例や分析、パクる為の心構えが書かれいる。 世の中でブームが起きているものは大概がパクりだが、最終的には他社との差別化がされており自分のスタイルが確立されている。 パクる事は戦略であり、スタイルを確立する為の立派な技術。 成功するには「上手にすぐパクる」事が...
パクって企業が成功した事例や分析、パクる為の心構えが書かれいる。 世の中でブームが起きているものは大概がパクりだが、最終的には他社との差別化がされており自分のスタイルが確立されている。 パクる事は戦略であり、スタイルを確立する為の立派な技術。 成功するには「上手にすぐパクる」事が重要な要素なのかもしれない。
Posted by
慶応出身のボスコン出身の方が推薦する、パクることのすばらしさ。事例とともにパクリ方のノウハウの紹介。 個人的には知らないことも多く、非常に参考になりました。以下抜粋。 --------------------------------- ■コーチ:手の届く高級品ブランドである以上、...
慶応出身のボスコン出身の方が推薦する、パクることのすばらしさ。事例とともにパクリ方のノウハウの紹介。 個人的には知らないことも多く、非常に参考になりました。以下抜粋。 --------------------------------- ■コーチ:手の届く高級品ブランドである以上、売り上げを伸ばすのは優良顧客の来店回数と購入頻度を増やすのがマーケティングの基本。 ■レクサス:最高品質の商品を最高の演出で提供する。 ・社長や創業者のカリスマ性や能力に頼らない商品開発もまた、成功した高級ブランドに共通するもの。高級ファッションブランドのほとんどは、商品開発と経営を分け、創業家とも距離を置いている。 ・愚直にお手本を真似することで成長を目指す場合も、そもそも自分の強みが何で、逆にお手本から学んで補強するべき弱みが何かわかっていないと、一体何を真似したらよいのかが明確にならない。 ・長打を打てない非力な打者が、自分の強みを生かして「うるさい」先頭打者になって存在価値を見出していくように。そして飛距離を伸ばすためのお手本を真似するのではなく、内野安打の達人や盗塁の達人から技を盗んで切磋琢磨するように。 ・愚直に何かをまねするということは、それだけストレスがかかる。だからこそ自らに何かを強制するときはその先にあるゴールが見えてくることが大切になる。
Posted by
☆$$あまり面白くなかった。$$もともと人の真似に抵抗はないし。$$企業の成功例も少なく、その成功例の繰り返しが多い。
Posted by
字が少ないので、本嫌いだけど、企業のパクリ技術を知りたいという人にはお薦めです。 この時代に、パクリ技術で中期戦略を立てた企業の株価を見ると、一旦は下げているけれども、徐々に功をせいしているのかなと思わせるところが面白い。
Posted by
「パクる技術」とは思い切ったタイトルにしたものだ。しかもブックカバーは赤。 確かに本のタイトルが購入者の目に付くかどうかで売れ行きは変わるというから、本のアピールという意味では成功している。 パクるとは、あまり良い言葉ではないが、要は本書が言いたい事は「ビジネスの成功例の...
「パクる技術」とは思い切ったタイトルにしたものだ。しかもブックカバーは赤。 確かに本のタイトルが購入者の目に付くかどうかで売れ行きは変わるというから、本のアピールという意味では成功している。 パクるとは、あまり良い言葉ではないが、要は本書が言いたい事は「ビジネスの成功例の本質を掴んで謙虚に学べ」ということである。 著者はパクる技術を3つに分類している。 ① 成功事例から新しいアイディアを生み出す ② 愚直にお手本を真似する ③ とにかくすぐパクる 例えば①の手法。 ただ、単に真似をするだけでなく、成功事例の要因を、トヨタの改善に見られる5つのWhyや、ロジカルシンキングで使われる「So what(だからどうなのか?)」を駆使し、本質を突き詰めた上で追加するアイディアを醸成するというもの。 また②の手法については、教科書となる企業を見つけ出し、良いと思われる部分を愚直に真似するというもの。 既成の習慣を捨て如何に学び取る姿勢を継続するかが肝。 ③については、パクる対象を見つける嗅覚を養うことと、これと思ったら時間をかけずにパクる作業に移るというもの。 確かに完全なオリジナルというものはあまり存在せず、突き詰めてみれば何かに着想を得ていたり、真似をしていたりということが多いが、やはり先人を研究して取り込むことは闇雲に試行錯誤するよりも有効で効率的な方法であるといえる。 ただ、そうはいうものの、パクるには技術が必要であり、パクる対象の良し悪しを見極める嗅覚や本質を掘り下げる能力をつけておかなければならないということだ
Posted by
【目的】:いかに自分のアイデアを創造するか。 ・先人の手法を真似ても「新しい自分のスタイル」は作れる! ・パクる技術1:成功事例から新しいアイデアを産み出す。元々あったものを違った形に。まだ満たされていないニーズに応える。 ・3つのプロセス:高い志をもつ(何がしたい)。成功事例か...
【目的】:いかに自分のアイデアを創造するか。 ・先人の手法を真似ても「新しい自分のスタイル」は作れる! ・パクる技術1:成功事例から新しいアイデアを産み出す。元々あったものを違った形に。まだ満たされていないニーズに応える。 ・3つのプロセス:高い志をもつ(何がしたい)。成功事例からWhyを抽出する(理由)。So What(だからどうする)を考え抜き(知的スタミナ)具体的なアイデアに落とし込む。 ・パクる技術2:愚直にお手本を真似る。 ・目標とすべき教科書(成功事例)を見つける。真似る作業を愚直に実践。 ・パクる技術3:とにかく、すぐパクる。 ・他社が開拓した市場に、明確な戦略(勝機)をもって参入する。 ・己の「強み」と「弱み」を知る。必要なアクションを知る。 ・完全なオリジナリティは幻想。パクることで新たなオリジナリティを産み出す。 #「パクる」というと刺激的だが、成功事例を研究分析し、それを改善・発展・応用して新たな展開に結びつけることはごく日常的なことだと納得する。 #情報への感性、問題意識、顧客ニーズを満たす観点を忘れずに、アイデアを考えたいと思った。 5-2
Posted by
愚直にすぐにパクる事が大事。一刻も早く。理由も必要。高い志を持つ、理由を探る、だからどうするのか考える。などなど、「学ぶ=真似る」とも通じる内容が参考になりました。 また、ブランドがブランド力を持つにいたる過程や戦略も事例があげてあり、興味深く読みました。
Posted by
言われなくてもそんなことはやってるわ!ということばかりだったり、実例が多くて体系化されたところは少なかったり・・・。
Posted by
この本は、経営コンサルタントの斉藤広達氏が書かれた本。 内容は世の中で成功をおさめている企業のいくつかの事例を紹介し、そのためにはまず「パクること」からはじめよ!と説いているわけだ。 確かに「パクる」という言葉は、「パクりやがって!」なんて言い方によく使われる。 どちら...
この本は、経営コンサルタントの斉藤広達氏が書かれた本。 内容は世の中で成功をおさめている企業のいくつかの事例を紹介し、そのためにはまず「パクること」からはじめよ!と説いているわけだ。 確かに「パクる」という言葉は、「パクりやがって!」なんて言い方によく使われる。 どちらかと言えば「モノマネ」「ズルい」「スパイ」というようなネガティブなキーワードが連想されるだろう。 もちろん特許を侵害したり、芸術品をそっくり真似るというのは問題があるだろうが、「パクる」ということは必ずしも悪いことではない。 世の中にはいくらでも、「パクって」成功しているものがたくさんある。 本書によれば、大リーグのファンサービスをパクっている「千葉ロッテマリーンズ」、キャノンをパクっている「セイコーエプソン」、「コーチ」躍進の理由、ベンツの商法をパクっている「レクサスブランド」等々・・・。 言われてみれば、なるほど・・と思うような事例である。 また、自分で想像してみても、iPotに似せた携帯オーディオ、テレビ番組の再編になるたびに似たような番組が増えること。 また、スポーツドリンクや携帯電話の新製品が各社で発売されるたびに「あれ?どっかで見たことあるデザインや機能じゃん」と思うよなあ(笑) トヨタのカンバン方式を参考にしたカイゼン活動なんて、ほとんどどこの企業だってパクっているように思うし・・・。 しかし単なる「パクリもの」で終わらないためには、いくつかの要素があるそうだ。 この本で理解したのは、パクる場合においては「堂々とパクること」「旬を見極めること」「オリジナリティを付加すること」が重要だということ。 我が業界でも、今取り組んでいることといえば、どこの企業も同じようなサービスだし・・。 しかし、その中でオリジナルのものより秀でるためには、ひとひねりふたひねりすることが必要なのであろう。
Posted by
- 1