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生物から見た世界 の商品レビュー

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104件のお客様レビュー

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2011/07/16

甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす“環世界”の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界像を知る旅にいざなう。行動は刺激に対する物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、...

甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす“環世界”の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界像を知る旅にいざなう。行動は刺激に対する物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、今なお新鮮な科学の古典。

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2009/10/04

1934年「動物と人間の環境世界への散歩」、1940年「意味の理論」の全訳。 生物学の古典で、多方面な分野に影響を与えた名著

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2009/10/04

人間以外の生物から「見た」世界についての本.この本のテーマとして、「生物は人間と同様に考えて生きているのか?」というのが、読んだ感じ. 生物は自分と同様に考えて生きているのでは無いな、とそのまま感じました. 結構面白かったです.

Posted byブクログ

2009/10/04

今回は環境問題とは直接関係ありませんが、 私たちや人間や、生物個体それぞれにとって、 私たちが何気なく使ってる”環境”って 一体なんぞや?というのを考える際に 示唆を与えてくれる一冊です。 私たちは生物主体それぞれから独立した 客観的に存在している”環境”を前提にし...

今回は環境問題とは直接関係ありませんが、 私たちや人間や、生物個体それぞれにとって、 私たちが何気なく使ってる”環境”って 一体なんぞや?というのを考える際に 示唆を与えてくれる一冊です。 私たちは生物主体それぞれから独立した 客観的に存在している”環境”を前提にしていますが、 生物にとって実際の環境というのは、主体それぞれによって まったく異なったものである、というのが ユクスキュルの主張する「環世界(環境世界)」です。 つまり私たちは「人間の環世界」に生きているわけで、 他の生物たちの持っている環世界は、時間も空間のイメージも 私たちのそれとは、似ても似つかない。 そして人間同士でも環世界は異なる。 つまり彼に即せば、 私とあなたは、別の環境(環世界)にいるのです。 同書では、そのような内容が実験事例や自然科学的な 整理をもとに展開されていきます。 http://www.geocities.jp/persypersimmon/environment/enviro-list01.htm#07

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