アンテナがわかる本 の商品レビュー
アンテナの原理などとても分かりやすく書かれている。 前職でも現職でも、新しくアンテナ関連の業務に携わる者にすすめていた。 著者からは大学院2年の時、徳島大学での電気通信学会で質問を受けたことがある。(2021.9.7) ※2005年頃購入
Posted by
見開きで一つのことを解説するタイプの書籍ですが、この手の書籍としては難易度が高めです。内容を理解するには、電磁気学の基礎や交流回路の基礎などを理解している必要があります。電気電子系の技術者向きの本ですが、アンテナの専門書を読む前に読んでおくには良い本だと思います。 内容は、アンテ...
見開きで一つのことを解説するタイプの書籍ですが、この手の書籍としては難易度が高めです。内容を理解するには、電磁気学の基礎や交流回路の基礎などを理解している必要があります。電気電子系の技術者向きの本ですが、アンテナの専門書を読む前に読んでおくには良い本だと思います。 内容は、アンテナの基礎的なことから、線状アンテナ、パッチアンテナ、アンテナアレイについて述べたあとに、著者が開発したアンテナの事例紹介となっています。 私にとって、専門的なアンテナ用語(利得、開口能率など)の意味が分かるようになったり、スロットアンテナにおける磁流の考え方の紹介があったりして、アンテナの基本的な内容をざっと知るのに役立ちました。アンテナが専門でない技術者がアンテナのことを知るには良い本だと思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なるほど納得するのは、中学校、高校で、それなりに理科、物理、数学を勉強してきた人向けです。 大学の知識は要りません。 大人になった途端に、学校で習ってきたことを忘れる方がおみえですが、 そういう方は、電気がわかる本、電気回路がわかる本、電波がわかる本を読んでからでないと難しいと感じるかもしれません。 アンテナの種類も多く、普段みかけないものも出てきます。 どちらかというと、アマチュア無線をはじめとする無線の資格を取ろうと考えている人向けです。 DIY(ホームセンタ)でアンテナを買ってきて設置しようとしている人には、ほとんど関係がないかもしれません。 どういうアンテナがあり、どういう向きにつけるとよいかは、DIY(ホームセンタ)でも教えてくれるかもしれません。 DIY(ホームセンタ)にも、高校や大学で電気科を出た人が従業員でいることがあります。
Posted by
- 1