孤宿の人(下) の商品レビュー
2009.10 人の死を隠して、隠して、隠して、それでも守りたいものってのが、わからない。命より大事なものなんてないはずなのに。
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読んだことあるのに、 細かいところは覚えているのに、 結末だけ覚えていない・・・(涙) ということで、最後まで楽しめました。
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面白かったです。おおいに堪能できました。哀しく、切ないお話です。『ほう』の名前の漢字が変わっていくのが感動でした。
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その男は“悪霊”と恐れられた! 涸滝の幽閉屋敷に下女として 住み込むことになった少女ほう―。 丸海藩の内紛が起こるなか、 “悪霊”と恐れられた男と 無垢な少女の魂の触れ合いが…。 すごく悲しいお話。 下巻を読む前に↑のあらすじを 読んでしまって ほうが涸滝で働くっていうのを ...
その男は“悪霊”と恐れられた! 涸滝の幽閉屋敷に下女として 住み込むことになった少女ほう―。 丸海藩の内紛が起こるなか、 “悪霊”と恐れられた男と 無垢な少女の魂の触れ合いが…。 すごく悲しいお話。 下巻を読む前に↑のあらすじを 読んでしまって ほうが涸滝で働くっていうのを 知ってしまったから おもしろさ半減した・・かな。 次々と人が亡くなっていくのが 悲しくて仕方なかった。 おあんさんは殺さなくて 良かったんじゃないのかい? せめて ほうとおあんさんが 幸せに二人で暮らせたら まだ報われたのになぁ。 上巻は読むのに時間がかかったけど 下巻はすぐ読み終えた。 加賀様とほうの絡みが ほほえましかったなぁ。 ただ、あまり考えて読まなかったから 何故加賀様がほうに 涸滝で働いてる人たちの数を 数えさせたのかわからなかった。 加賀様は優しい人なのに 可哀想だ。 和尚様大好きー
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ほう->ほう->ほう 呆 方 宝 主役の幼女の名前が変わっていった。 後半面白くて12時過ぎに読みはじめて、3時まで読み、翌朝8-10時くらいまでで読んだ。 久しぶりに一気読みした感じだった。
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最後の終わり方には物悲しさもあったけれど、 最後に謎解きって感じじゃない話もいいなーって思いました。
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星四つか五つか迷ったのですが、人が死にすぎるのと、ラストが悲しすぎるので、やっぱり四つで。 すこし知恵が足りないけれど、その分無垢な「ほう」の物語。悪鬼は人の心が作りだすもの。群集の心の流されやすさ惑わされやすさにつけ込む人たちがいる。読みながら、群衆心理の恐ろしさにヒヤリとした...
星四つか五つか迷ったのですが、人が死にすぎるのと、ラストが悲しすぎるので、やっぱり四つで。 すこし知恵が足りないけれど、その分無垢な「ほう」の物語。悪鬼は人の心が作りだすもの。群集の心の流されやすさ惑わされやすさにつけ込む人たちがいる。読みながら、群衆心理の恐ろしさにヒヤリとした。私がこの群集の中にいて、真実を知らなかったら、やっぱり、鬼を恐れただろうか。鬼や神をも作り出す為政者達が恐ろしかった。何も知らない人たちが死んでいくのが恐ろしかった。 「正しいことを正しいと口にして、行動すること」が「大人として、賢い行動ではない」というくだりがあり、それがいいことはどうかは別として、自分がそのことを理解できるくらい大人になってしまったのが、悲しい気がした。 そんな賢いけれど、純粋ではない大人たちの中で「ほう」のひたむきさが心に染みた。 悪鬼は人の心にあり、御仏もまた人の心にある。自分の心の中の「悪鬼」を自覚し、それを制し、自分が「御仏」だと思うことを大事にして生きてゆきたい。(あ、宗教的な意味じゃないので、誤解なきよう)重い話ではあったけれど、いろいろ考えさせられた。
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ところどころ胸に迫るシーンもあって 寂しさも残るけど終わり方もよかった。 宝の成長も良かった。 でも、宇佐は死なないでハッピーエンドで終わらせることは出来たらよかったのにな。 うう、おあんさーん;;
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時代物。登場人物がバッタバタと死にすぎて『太陽にほえろ』の最終回みたいだ。そのせいか読後がすっきりしない。
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上巻に引き続き、悲しい話であることは間違いないですが、ただ辛いだけの物語ではなく、やっぱり泣ける。そもそも「悪霊」というのは「人」の内にあるということを証明するような騒乱、から個人的にはもう少しだけ幸せになってほしかったと思える結末へ。。。でも、最後に残る後味はすべてを丁寧に書き...
上巻に引き続き、悲しい話であることは間違いないですが、ただ辛いだけの物語ではなく、やっぱり泣ける。そもそも「悪霊」というのは「人」の内にあるということを証明するような騒乱、から個人的にはもう少しだけ幸せになってほしかったと思える結末へ。。。でも、最後に残る後味はすべてを丁寧に書ききって、話の救いどころもつけて「やっぱり宮部みゆきさんはうまいなあ」ということ。
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