ひろがれひろがれ エコ・ナプキン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
五十年ほど前までは、脱脂綿にちり紙を巻いたり、使い古しの布を縫って生理の時に使用していたそうです。その後紙の使い捨てナプキンが発売され、品質改良を重ね現在のケミナプになりました。薬事法によると生理用ナプキンは「色は白色で、吸収力は本体の重さの十倍でなければならない」のだそうです。この白色にする際に塩素漂白などの方法で漂白されるのですが、その過程でダイオキシンが発生していると言われているようです。このダイオキシンはホルモン撹乱作用があり、子宮内膜症、流産、死産などを引き起こします。正に、このケミナプの普及が、現在の不妊や月経困難症に繋がっているのだと、この本を見て思いました。さらに、燃えるゴミとして回収された使用済みナプキンが燃やされたときに、ダイオキシンが大気中にばら撒かれているそうです。そして生物濃縮され食物連鎖で我が身に戻ってくると言う...なんと嫌な悪循環。この問題をすべて解決できるのが布ナプキンなのです。自分の体のため、子どものため、自然のために、ぜひ多くの人に布ナプキンを使ってほしい。作り方、使い方、洗い方も詳しく載っています。長時間トイレにいけない方などは、ケミナプの上に布ナプキンをすればいいのです。ケミカルに触れているのかナチュラルに触れているのか、それだけでもかなり違うと思います。
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月経は、まだ成熟していない少女のころは新月に来るが、 女性として成熟するにしたがって満月に来るようになる。
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身近な所からエコ。身体にも良いとなれば… でも自由にトイレに行けない仕事の都合上実践は厳しいものが…
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