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項羽と劉邦(中) の商品レビュー

4.2

83件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

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2012/06/17

上巻の感想では食い物の話に終始してしまったので(笑)。 読み方によっては悪口書かれてるだけともとれる劉邦が、周囲の人たちおよび彼等との関係性によってもの凄い将に見えてくるんですよね。そういう才能って努力とかでは手に入りづらいものの様な気もします。 項羽は武人として純粋に凄くかっこ...

上巻の感想では食い物の話に終始してしまったので(笑)。 読み方によっては悪口書かれてるだけともとれる劉邦が、周囲の人たちおよび彼等との関係性によってもの凄い将に見えてくるんですよね。そういう才能って努力とかでは手に入りづらいものの様な気もします。 項羽は武人として純粋に凄くかっこいいですよね。でも敵には本当に容赦ないんだよなー。そこが二人の分かれ道だったのか。

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2012/05/16

以前、テレビの人形劇で感激したのを覚えてます。いつかちゃんと読もうと思っていて、なかなか読めなかったのですが、やっと読めました。すごくよかった!項羽と劉邦の性格・人となりなど、2000年以上も前のことでも、今と何らかわりなく伝わってきました。中国ならではの文明の有り様も、納得的で...

以前、テレビの人形劇で感激したのを覚えてます。いつかちゃんと読もうと思っていて、なかなか読めなかったのですが、やっと読めました。すごくよかった!項羽と劉邦の性格・人となりなど、2000年以上も前のことでも、今と何らかわりなく伝わってきました。中国ならではの文明の有り様も、納得的です。

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2012/04/10

項羽と劉邦の直接対決で劉邦が何度も負けるというのは知ってたけど、具体的に書かれると「よくこれでくじけなかったな」と思ってしまう。

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2012/04/04

半年近く放置した挙げ句の……   内容をほとんど忘れていました……   司馬遼太郎の文章に慣れていないせいか、淡々と、とんとん拍子に進んでいく印象   ぼんやりしながら読んでいたら、いつの間にか終わっていた   これではいかん、また読みます   笵増がここで離脱とは、思っていた...

半年近く放置した挙げ句の……   内容をほとんど忘れていました……   司馬遼太郎の文章に慣れていないせいか、淡々と、とんとん拍子に進んでいく印象   ぼんやりしながら読んでいたら、いつの間にか終わっていた   これではいかん、また読みます   笵増がここで離脱とは、思っていたより早い印象   絶対的に優勢なのに、つめの甘い項羽   劣勢なのに、優秀な部下たちの奇策で乗り越えていく劉邦   トップに立つ人間に必要なのは、才能より武力より、彼のような空っぽさ   劉邦の空っぽさは、才能かな……

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2012/01/29

趙高や章邯などその他、前巻で物語を大いに賑わせた巨星どもはあっけなく散ってゆき、張良や韓信、陳平が彼らに代わって新星の如く登場した。 この時代、この中国という大地を同じくして生まれた勇士らが、それぞれの欲望、任侠、使命を胸に、もてる力を発揮して人生を駆け抜ける。 まさに群像劇。...

趙高や章邯などその他、前巻で物語を大いに賑わせた巨星どもはあっけなく散ってゆき、張良や韓信、陳平が彼らに代わって新星の如く登場した。 この時代、この中国という大地を同じくして生まれた勇士らが、それぞれの欲望、任侠、使命を胸に、もてる力を発揮して人生を駆け抜ける。 まさに群像劇。 これぞ歴史小説の醍醐味です。 同じなのは体の大きさぐらいじゃないかってぐらい、面白いほど項羽と劉邦を対比している。 紀元前232年生まれの若者項羽と、紀元前256年生まれのおっさん劉邦。 ただ一人突出した能力を持つ項羽。側近の能力にあずかる劉邦。 一族を寵愛する項羽と、それに頓着しない劉邦。 他にも、他にも。 そして、幾度となく、この相反する両名はぶつかってきたんだなぁ。 物語の結末を知っているが故に、最後はどんな描かれ方をするのだろう、と続きが待ち遠しい。 -下巻に続く

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2013/04/20

(1985.02.19読了)(1984.10.07購入) (「BOOK」データベースより)amazon 叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。これに...

(1985.02.19読了)(1984.10.07購入) (「BOOK」データベースより)amazon 叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。これに激怒した項羽は、一気に関中になだれこみ、劉邦を鴻門に呼びつけて殺そうとするが…。勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦べただがその仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか。 ☆関連図書(既読) 「項羽と劉邦(上)」、司馬遼太郎著、新潮文庫、1984.09.25

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2012/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

秦帝国の打倒を目指す項羽と劉邦は秦が倒れたのち、互いに覇権を争うようになる。 項羽は戦上手ではあったが残虐であったため人心を得ることができず、劉邦の台頭を自ら招いてしまう。 項羽と劉邦の争いは、劉邦が良く人を用いたこともあるが、むしろ項羽が将としては有能であっても王もしくは帝としてはあまりにも資質にかけていたために最終的な結末を自ら招いてしまった部分が大きいのではないかと感じた。

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2012/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

劉邦と項羽の違いが次第によく分かってきた。 項羽の方が頼りがいがある、がプライドが高い。 劉邦の方は頼りがいがないが、プライドは低い。 プライドが高すぎてもダメだし、低すぎてもダメ。 劉邦は絶妙なラインにあったのかと思う。 下巻での四面楚歌の場面に期待。

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2011/12/30

項羽が押し気味だが、劉邦を仕留めるところには至らず、という状態。劉邦は自分の能力というよりも、周囲に支えられているが、そうやって部下に任せる能力が高かったのかもしれない。本当は何もなかったのかもしれないが。一方の項羽は個人の能力は高いのだが、そのせいもあって、部下を信頼して任せる...

項羽が押し気味だが、劉邦を仕留めるところには至らず、という状態。劉邦は自分の能力というよりも、周囲に支えられているが、そうやって部下に任せる能力が高かったのかもしれない。本当は何もなかったのかもしれないが。一方の項羽は個人の能力は高いのだが、そのせいもあって、部下を信頼して任せることができないという状態。そのため達成度が低いのかもしれない。

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2011/10/02

劉邦側の有名な人物たちも出揃い、いよいよ豪華な中巻。重要な役目を果たした人物に関する細かい書き込みが、想像力をかき立てる。

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