京の「はんなり」江戸は「粋」 の商品レビュー
借りたもの。 前半は日本の美意識を、関西は「はんなり」関東は「粋」であると紹介。 華やかで「はんなり」と清潔感がある「粋」が日本の上品、美意識であるという。 関の東西の食文化や芸能から垣間見るそれらの対比が面白く、文章も見開き完結なので読みやすい。 マナー本のように日々の美しい所...
借りたもの。 前半は日本の美意識を、関西は「はんなり」関東は「粋」であると紹介。 華やかで「はんなり」と清潔感がある「粋」が日本の上品、美意識であるという。 関の東西の食文化や芸能から垣間見るそれらの対比が面白く、文章も見開き完結なので読みやすい。 マナー本のように日々の美しい所作について紹介され、そのルーツを「はんなり」と「粋」から学ぶ。日常で忘れてしまいがちなそれを指摘され、襟を正す気分。 章の合間のコラムには、江戸時代のスキンケアがどんなものだったのかを紹介。面白い。 後半は前述を踏まえて、日本女性美礼賛を資生堂の化粧品に見る。 現在も売っているものだが、掲載されている写真のアール・デコ調のパッケージに惹かれる。
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狭い日本なのに西と東で文化が 全然違うんですね〜。 私は絶対「はんなり」タイプだなあ。 「和文化こそがスロービューティー」 本当、日本って美しいものに 溢れてる国。 きらびやかなものにばかり目を 向けないで、昔ながらの日本の美にもっと触れたいと思いました。
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