紙飛行機ドライブ の商品レビュー
プロローグ?序章?にあたる1ページめの意味が最初は全く分かりませんでしたが、最後まで読むとやっと理解できました(分かる人にはすぐ分かるのかも。でもそうなると、この本のストーリーが全部勘付いてしまうので…分からないほうがいいのかな?苦笑)。 内容としては、まぁ割と展開が読めてしまう...
プロローグ?序章?にあたる1ページめの意味が最初は全く分かりませんでしたが、最後まで読むとやっと理解できました(分かる人にはすぐ分かるのかも。でもそうなると、この本のストーリーが全部勘付いてしまうので…分からないほうがいいのかな?苦笑)。 内容としては、まぁ割と展開が読めてしまうような。 主人公の考えがふわふわとどっちつかず…というか流れに流されすぎな感が否めず(現代っ子と言われてしまえばそれまでなのかもですが)、どうにもこうにも感情移入しづらい…。 でもこの本、ころころと視点が変わるので、ちょっと読みづらいところもありますが、それ故に主要登場人物全員が主人公のようにも捉えられます。 いろいろと建前を述べてはそれぞれいい感じに自分勝手な本音に基づく行動を貫いてますねー…それがちょっとリアル。 ちょっと不思議なタイトル『紙飛行機ドライブ』、あぁそういう意味だったのかと読後に気づきます。 どれに乗って旅立つのか選べる…その設定はとても切ないけれど素敵な設定だと思いました。 自分は誰と一緒に、何に乗って旅立つのか、想像してみるのも楽しいですね^^
Posted by
- 1