江戸川乱歩全集(第5巻) の商品レビュー
この巻は気持ち悪い話が多くて、誰かにオススメできない。特に『盲獣』は変態すぎて二度と読みたくない。『押絵と旅する男』だけは良かった。 『押絵と旅する男』 これは以前にも読んだことがあり、好きな話。ちょっと怖いけど、ファンタジックな恋愛小説になるのかな。実際にその押絵が見れたらど...
この巻は気持ち悪い話が多くて、誰かにオススメできない。特に『盲獣』は変態すぎて二度と読みたくない。『押絵と旅する男』だけは良かった。 『押絵と旅する男』 これは以前にも読んだことがあり、好きな話。ちょっと怖いけど、ファンタジックな恋愛小説になるのかな。実際にその押絵が見れたらどんなのかなと想像する。 『蟲』 犯罪の上に犯罪を重ねている異常者となってしまう。本人はそんなつもりはないとは思うが、いかなる理由でもそこまでやってはいけない。背中がゾワゾワする、気持ち悪い。 伏字と○が多すぎる。 『蜘蛛男』 連続殺人。その見せ方が異常だ。アピールしたがる、俺すごいだろと見せたがる殺人犯。最後の方の光景はもし実際見たらおばけ屋敷みたいじゃないかな。富士洋子、そりゃないよ。 『盲獣』 自作解説で、“ひどい変態もの”と書いているけど、本当にその通り。気持ち悪い話だ。二度と読みたくない。誰かにオススメできない。触覚芸術だとやっぱり見た時と違うのか。
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蟲を読む。好きになった女性を殺害し、土蔵へと連れ帰ると体内で蟲(蛆では無い微生物)が蠢き始めて・・・。という話。構想がすごく不気味だが、伏せ字や削除が多く、クライマックスシーンが物足りなくもあっま。
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視覚と触覚の描写がえげつなくて、特に蟲と盲獣では途中で何度も手を洗いたくなる程。 乱歩の作品はあまり読んでいないけれど、どのタイトルも何かと心に引っかかります。
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5巻 今までの5冊の中でこれが一番エログロ変態性が全開だった 『押し絵と旅する男』は不思議な雰囲気でエログロ要素もなく皆に勧めたい面白さ 『蟲』『蜘蛛男』『盲獣』はエログロが結構キツイので免疫ない人には読ませたくないかな 蟲の伏せ字の多さにびっくり 最後のほうがエグい 虫嫌いの...
5巻 今までの5冊の中でこれが一番エログロ変態性が全開だった 『押し絵と旅する男』は不思議な雰囲気でエログロ要素もなく皆に勧めたい面白さ 『蟲』『蜘蛛男』『盲獣』はエログロが結構キツイので免疫ない人には読ませたくないかな 蟲の伏せ字の多さにびっくり 最後のほうがエグい 虫嫌いの私はご飯前に読まなくて良かった 蜘蛛男は明智小五郎も出てきてミステリ感が強めだけどやはり容易にわかる犯人 そしてエログロ 盲獣…エログロ… 乱歩感があって好きなんだけど食前食中には読みたくない感じ 場面を想像して胃がむかむかするってのはそれはそれで文章の上手さなんだろうけどな
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たまたま電車に乗り合わせた男と、男が持っている押絵について話を聞く内容。 一時間程度で読み切れる短編でしたが、丁寧な状況描写で、ミステリー感を楽しめました。
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「押絵と旅する男」「蟲」「蜘蛛男」「盲獣」の短編・長編併せた4作品を収録。 どの作品も、江戸川乱歩の性格というか性癖とも言うべき、エログロさ、サディスティック、偏狂で幻想的な要素が渾然一体となっている。
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数年ぶりに「押絵と旅する男」が読みたくなり借りた。が、蟲も収録されており久しぶりにこんな気持ち悪い小説を読んだ。 蟲は伏字が多いが、期待を裏切らぬ気持ち悪さ。乱歩の世界を堪能した
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「蟲」が読みたくて購入。 乱歩は結構昔に探偵団シリーズ以外全部読んでるんだけど、最近観た「乱歩地獄」の「蟲」があまりにもよかったので再読。 短編だとやっぱり「押絵~」が一番好きかな。 他に「蜘蛛男」「盲獣」収録。 この文庫全集、表紙がかっこいい。
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乱歩の傑作のひとつである「押絵と旅する男」については言うまでもなく、「蟲」がとにかく好きです。 「蟲」という題名は「蟲」であって断じて「虫」ではない。「虫」にしてしまうと折角の迫力が半減するし、雰囲気も損なわれてしまう。
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江戸川乱歩の中でも好きな話の一つ「押絵と旅する男」が収録された5巻。 乱歩の話は読んでいると悪い白昼夢のような、熱に浮かされるような感覚になるけど、この「押絵と旅する男」は特にそれが強い。
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