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シモネッタのデカメロン の商品レビュー

2.8

6件のお客様レビュー

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2015/03/14

思わず本当かなと疑うような、面白く、エッチなエピソードがいっぱい。どれもからっと軽快なところが良かった。日本の旅館の幽霊さえ、「気がついたら、白い着物の美しい女性が僕に跨って腰を振ってて」…と情熱的な夜を過ごしたらしい。幽霊もさぞや吃驚したことだろう。図書館で借りたが、何度も読み...

思わず本当かなと疑うような、面白く、エッチなエピソードがいっぱい。どれもからっと軽快なところが良かった。日本の旅館の幽霊さえ、「気がついたら、白い着物の美しい女性が僕に跨って腰を振ってて」…と情熱的な夜を過ごしたらしい。幽霊もさぞや吃驚したことだろう。図書館で借りたが、何度も読み返したいという欲求はないので、購入はしないと思う。他の著作も借りてみたい。

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2013/01/06

イタリア語の同時通訳者による、イタリア人の関する下ネタを中心としたエッセイ集。個人的にヒットしたのは、砂をかむような人生を送っているイタリア人が心のよりどころとしている、滋賀県雄琴でのソープ嬢との思い出話と、男性のアレにかたどったマカロニ、「マラロニ」についての逸話。

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2010/10/10

イタリア語通訳者、シモネッタこと田丸公美子さん。 30年以上イタリア人と触れ合ってきた彼女の面白逸話集。 すごいなぁ、イタリア人!!これが素直な感想です。 30年前の逸話もあるので、今のイタリア人はもっとライトになっているのかもしれませんが、恋愛にかける情熱はハンパじゃない。 ...

イタリア語通訳者、シモネッタこと田丸公美子さん。 30年以上イタリア人と触れ合ってきた彼女の面白逸話集。 すごいなぁ、イタリア人!!これが素直な感想です。 30年前の逸話もあるので、今のイタリア人はもっとライトになっているのかもしれませんが、恋愛にかける情熱はハンパじゃない。 「女性を口説かないのは失礼にあたる」ぐらいの勢いです。 その誘いたちを巧くかわしてきた田丸さん。 誘われなくなった今、思い返せばもったいないお誘いもあった・・・、というのがまた笑えます。 各章の冒頭にある小話もいいですね~。 タイタニックからの非難時のネタは米原さんの著作でも目にした覚えがありましたが、国民性を言い当てていて最高。 「シモネッタ」の名にたがわぬ、その来歴に納得の一冊でした。

Posted byブクログ

2010/03/27

イタリア的恋愛のススメというタイトルの割には著者は仕事で出会ったイタリア人とそういう関係になったことはないと書いていて、何だか全然説得力のない本だとガッカリしました。やはり恋愛などというものは当事者にならなければ分からないことだらけだと思います。人からの話を聞いたり見たりして書い...

イタリア的恋愛のススメというタイトルの割には著者は仕事で出会ったイタリア人とそういう関係になったことはないと書いていて、何だか全然説得力のない本だとガッカリしました。やはり恋愛などというものは当事者にならなければ分からないことだらけだと思います。人からの話を聞いたり見たりして書いているだけでは真実は何も見えて来ないんじゃないかなと思いました。

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2009/10/04

米原万里の本で知って興味を持って読んでみた。 イタリア語通訳家の著者が、仕事の上でのトラブルや笑い話、それからイタリア人の興味深い生活などをばっさばっさと書いている。 しかし、イタリア人って、、、イタリア人って、、、エロ!(笑) これから先、イタリアが大好きって人を見たらなん...

米原万里の本で知って興味を持って読んでみた。 イタリア語通訳家の著者が、仕事の上でのトラブルや笑い話、それからイタリア人の興味深い生活などをばっさばっさと書いている。 しかし、イタリア人って、、、イタリア人って、、、エロ!(笑) これから先、イタリアが大好きって人を見たらなんか別の見方をしてしまいそう。

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2011/09/09

世界史や文学史でおなじみボッカチオの『デカメロン』、堅苦しい古典文学かと思ってたら艶聞譚だったとは後で知りました。 シモネッタのデカメロンも嘘っぽいようなほんとのようなイタリア男の色事の話。それから奥さん方の結婚してからの豹変ぶり。恋愛だけじゃなくて普段の姿勢からアッケラカンとし...

世界史や文学史でおなじみボッカチオの『デカメロン』、堅苦しい古典文学かと思ってたら艶聞譚だったとは後で知りました。 シモネッタのデカメロンも嘘っぽいようなほんとのようなイタリア男の色事の話。それから奥さん方の結婚してからの豹変ぶり。恋愛だけじゃなくて普段の姿勢からアッケラカンとしてるところがうらやましいです。追記:清水義範『世界文学全集(1期か2期か忘れましたが)』に『デカメロン』のパロディが載ってます。面白いですよ。

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