バスで田舎へ行く の商品レビュー
たまには、田舎に冒険…
たまには、田舎に冒険に行くのもいいですよ。
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泉麻人さんのイメージは、「ナウ」(古)、サブカルの伝道者みたいな感じだったので、ローカル路線バスのイメージは正直なかった。 訪れているところが有名観光地が全くなく、バスを乗るために訪れているような所ばかりなので、中々味わい深い。 描かれている時代が20年以上前なので、もはや廃...
泉麻人さんのイメージは、「ナウ」(古)、サブカルの伝道者みたいな感じだったので、ローカル路線バスのイメージは正直なかった。 訪れているところが有名観光地が全くなく、バスを乗るために訪れているような所ばかりなので、中々味わい深い。 描かれている時代が20年以上前なので、もはや廃止された路線バスも多いだろうし、登場するお店や景色も変わったところが多いかもしれない。 私は、テレ東でやっているローカル路線バスの旅のファンでも有るので、いつかは路線バスで全国を巡りたい。その時には泉麻人さんと同じく、百閒さんの「阿房列車」シリーズをお供に持っていきたい。
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北は北海道、南は種子島で路線バスに乗れば、発見につぐ発見がある。土地の高校生たちの思わぬ会話が耳に飛び込んでくるし、「人面(ひとづら)」「阿多惜経(あったらきょう)」など伝説を感じさせる地名が目に入り、思わず謎を探ってしまう。そして、祭りに参加すれば土地の人に「旅人よ」と話しかけ...
北は北海道、南は種子島で路線バスに乗れば、発見につぐ発見がある。土地の高校生たちの思わぬ会話が耳に飛び込んでくるし、「人面(ひとづら)」「阿多惜経(あったらきょう)」など伝説を感じさせる地名が目に入り、思わず謎を探ってしまう。そして、祭りに参加すれば土地の人に「旅人よ」と話しかけられる。単なる観光地では決して味わえない楽しさ満喫。(裏) あー、羨ましい。 タイトルの通り、ローカルバスで日本各地をめぐるエッセイ集です。 舞台が日本なのでやろうと思えば自分でもできそうですが、なかなかどうして、もっとずっと忙しなくなりそうです。 近隣の近畿圏はぜひ挑戦してみたいですね。
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目的地が舞台の小説を携えて旅に出る。1日に数本しか通わないバスを待ちながら、小説を読んでまだ見ぬ地に思い馳せる。いい旅だなと思う。さすがにゆかりの小説がない土地もありすべての旅がそうとはいかないもののその土地の歴史的背景も詳しくバスに乗りたくなる。いまこの路線バスどれくらい残って...
目的地が舞台の小説を携えて旅に出る。1日に数本しか通わないバスを待ちながら、小説を読んでまだ見ぬ地に思い馳せる。いい旅だなと思う。さすがにゆかりの小説がない土地もありすべての旅がそうとはいかないもののその土地の歴史的背景も詳しくバスに乗りたくなる。いまこの路線バスどれくらい残っているのだろうか。
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泉麻人の肩書きはエッセイストって言われるけど、 彼の本を読むのはこれがはじめて。 今まではテレビの中でうんちくを語る人っていう認識。 この本は、バスフェチと自称する泉麻人がローカルバス 路線を自分で旅した話を書いた小編集。 大半が雑誌「旅」に連載されたものだ。 要所要所に写真...
泉麻人の肩書きはエッセイストって言われるけど、 彼の本を読むのはこれがはじめて。 今まではテレビの中でうんちくを語る人っていう認識。 この本は、バスフェチと自称する泉麻人がローカルバス 路線を自分で旅した話を書いた小編集。 大半が雑誌「旅」に連載されたものだ。 要所要所に写真が織り交ぜられているのもあるが、 現地の人々とのやり取りが生き生きと伝わってくる感じ。 最近、バスに乗ったのはカシマに行った時の東京八重洲−鹿島神宮の バスくらいで、この本で書かれているようなローカルバスはないな。 大体、旅に出るときは自分の車か、レンタカー借りるし。 でも、この本に載っているところで、近場のところには いつか行ってみたいと思う。 たとえば、奈良県・天川とか長野県・伊那。 秋の週末に、のんびりとした旅。いいね。 でも、そうだと、自分の車で行きたいかなぁ。悩ましい。
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