ジェニーの肖像 の商品レビュー
裏表紙にファンタジーとあるのでそのようにカテゴライズさせてもらった。 「それゆえに愛は戻る」とともに芸術家が己の才能と力量に苦悩する物語。現れる少女、女性は芸術の女神か。
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言わずと知れたロマンティックSFファンタジーの名作。先日来、ちょこちょこと読み始めているタイムトラベル本だけれど、恩田陸さんも梶尾真治さんも絶賛していたので読んでみた。(誤訳の宝庫と言われる偕成社文庫版を避けて、創元推理文庫版を選択。) さすがと言いたいところだけれど、あまりにも...
言わずと知れたロマンティックSFファンタジーの名作。先日来、ちょこちょこと読み始めているタイムトラベル本だけれど、恩田陸さんも梶尾真治さんも絶賛していたので読んでみた。(誤訳の宝庫と言われる偕成社文庫版を避けて、創元推理文庫版を選択。) さすがと言いたいところだけれど、あまりにも他の方の前宣伝を聞きすぎていたせいか、感動はいま一つ。確かに、詩人と言われるネイサンの美文は、なかなか読ませるのだけれど、、、うまく物語の中に入り込んでいけなかった。 同時に収録されている『それゆえに愛は戻る』は、冗長と思われる文体が退屈。ロマンティックを狙うにしても、間延びした印象がする。もう少してきぱきとメリハリのある展開が好みなので、これは肌に合わなかった。
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切なさの中に含まれるのは 運命的な出会いと、狂おしいほどの渇望 その後に待ち受ける喪失感 それとは知れず去らねばならない運命が与える ひと時の安らぎ
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裏表紙のレビュー 1938年、冬のニューヨーク。貧しい青年画家イーベンは、夕暮れの公園で、一人の少女に出会った。数日後に再会した時、彼女ジェニーはなぜか、数年を経たかのように成長していた。そして、イーベンとジェニーの時を超えた恋が始まる。 ◇感想◇ イーベンが徐々に気づく「...
裏表紙のレビュー 1938年、冬のニューヨーク。貧しい青年画家イーベンは、夕暮れの公園で、一人の少女に出会った。数日後に再会した時、彼女ジェニーはなぜか、数年を経たかのように成長していた。そして、イーベンとジェニーの時を超えた恋が始まる。 ◇感想◇ イーベンが徐々に気づく「ジェニーの謎」とジェニーの「成長」。2人の距離が次第に近くなっていく。それは、距離も気持ちも、そして時間も・・・。 最後の結末が見えているのに…。 2人の想いが、とっても切ないです。 でも、純粋な気持ちになれる1冊でした。
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画家の目を通して描写される、四季折々の風景描写が素晴らしい。 ストーリー、いまいち覚えてない。おもしろかったのは覚えてる。
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つかの間の恋。 いつかくる別れを、淡々と受け入れているような関係が切ない。 大好きな人がいて、相手とめったに会えないとする。でも愛する人がいれば、一人の時間に眺める世界も普段とは違って見えるだろう。そしていつか失ってしまっても、心を通わせた思い出は消えない どんなに喪失感に苦し...
つかの間の恋。 いつかくる別れを、淡々と受け入れているような関係が切ない。 大好きな人がいて、相手とめったに会えないとする。でも愛する人がいれば、一人の時間に眺める世界も普段とは違って見えるだろう。そしていつか失ってしまっても、心を通わせた思い出は消えない どんなに喪失感に苦しんでも、その記憶はかけがえのない宝物だ。
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二回読んで好きになった作品。 「それゆえに愛は戻る」もとても好きです。 翻訳された作品だからか、ストレートな言葉がそのままで それも素敵だと思いました。
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