ニュービジネス活眼塾 の商品レビュー
(2005/10/23) 大前さんがこれまで発言していることを講義録としてまとめたもの。 光よりADSLが有効といいつづけてそのとおりになったこと、新事業プラン、、これはあたったものもあればそうはいかなくなったものがあるが、それらについて理論的に語っている。 全てがあたるわけでは...
(2005/10/23) 大前さんがこれまで発言していることを講義録としてまとめたもの。 光よりADSLが有効といいつづけてそのとおりになったこと、新事業プラン、、これはあたったものもあればそうはいかなくなったものがあるが、それらについて理論的に語っている。 全てがあたるわけではないが、はずれても隠さないあたりが偉い。 レクサスは日本でははやらないといっていたようだが,現実にははやっている。最近は軌道修正して他のブランドが割を食うといっている。めげない。 なかなか毎週見られないが大前研一ライブもいい。世相をずばり斬っている。この分析力を学び,自分も世の中で生きていきたい。 ザ・プロフェッショナルも読む予定だ。そういう人間になりたい。
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企業家が持つべき思考パターンや考え方についての指南書。大前氏の著書は比較的読みやすいが、その中でも読みやすくスラスラ読める。 内容は今までの氏の著書の焼き回しが多いが、考えることを徹底すること、きちんと鍛錬することの重要性が理解できる。厳しくも勇気づけられる内容となっている。
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10年前に書いたとは思えない内容です。新たに考えたビジネスモデルが次々と実現化してあることに感心しました。著書に、従来の事業は戦略を高めれば良かったが、これからのビジネスはドメインがない。だから、構想力が必要だと。構想力を磨くには、パターンを追求すること、構想力を持った強い刺激力...
10年前に書いたとは思えない内容です。新たに考えたビジネスモデルが次々と実現化してあることに感心しました。著書に、従来の事業は戦略を高めれば良かったが、これからのビジネスはドメインがない。だから、構想力が必要だと。構想力を磨くには、パターンを追求すること、構想力を持った強い刺激力のある人に会うこと、自分で設問を設定して自分ならどうするか考える。 また、自己否定しなければ新たな構造が生まれないということ。なかなか出来ない事です。特に見た目で成功しているときは…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大前研一のビジネススクールの講義を集めた作品。 10年くらい前の本で今と、時代背景が違いますが、 10年後の今でも通ずることや、10年後を見事に予想した 着眼点は脱帽でした。 一度、彼のスクールに通ってみたい。
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著者が10年前にビジネススクールで行った講義内容をまとめた「起業」をテーマとした本。 ・事業家として成功する条件とは何か? ・事業構想力はどう育てるか。 ・21世紀の事業チャンス などが解説され、起業に必要な思考方法ややり方、発想力などが学べる。
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めも ・ 銀行救済に100兆円以上使われてきたが、若者が起業するのに必要な金は せいぜい3000万である。現在上場する企業は年間約60件。 ・ 幸之助さんの特徴は新しいものが入ってくると、古いものは間違っているか もしれないと思うこと。 ・ 野原で生きる知恵を得た人は、そのと...
めも ・ 銀行救済に100兆円以上使われてきたが、若者が起業するのに必要な金は せいぜい3000万である。現在上場する企業は年間約60件。 ・ 幸之助さんの特徴は新しいものが入ってくると、古いものは間違っているか もしれないと思うこと。 ・ 野原で生きる知恵を得た人は、そのとき糸があるからといって糸を使おうと は思わない。人間社会のエリート教育で育った人は道具が与えられると「この中 から」と思ってしまう人が多い。 ・ 一つのヒット商品の誕生の裏にはアイディア段階、評価段階、開発段階、 マーケット段階とさまざまな絞込みが行われる。アイディアは10の三乗、10 の二乗、10の一乗、10の0乗という形で減っていく。 ・ アイディアを絞っていくときには、なるべく上流で絞った方がコストが掛か らない。アイディアの乏しい人は、自分のアイディアがいいと思うと最後までこ だわる癖がある。 ・ アイディアを考え出す頭にするには普段から自分で質問を発し、その場で答 えを出すことが大事。答えが出なかったら書き留めておいて、暇ができたらその ことについてさらに考える。 ・ エアコンの開発ではメーカーはいつも「お客さんはいつもいいエアコンが欲 しい」と思ってしまう。しかし違う。お客が欲しいのはいいエアコンではなく、 快適な室内環境である。つまりエアコンは目的ではなく、手段にすぎない。 ・ ? お客さんの目的は何かを考えること。その人が何を求めているかをとこと ん考える。?その目的を達成する方法はいくつあるのかを考える。?そのいくつか の方法―「戦略的自由度」―の軸に沿ってどんなことができるかを考える、という 順序で考える。 ・ 戦略とは顧客のニーズに基づき競争相手よりも相対的にいいものを継続的に 提供することにある。 ・ アイディアを創出するには、自分が今と違う立場に立ったらどうするかを考 えるパターンが一番いい。普段からこれを継続的におこなう。 ・ もう一つの発想法は古い2つのものの組み合わせて新しいものを生ませる方法。 ・ 成功した起業家の共通したマインド「インクィジティブ・マインド」「これ でいいのかな?これは正しいのかな」と思うその「質問する心」 ・ 答えを学ぶのではなくその思考パターンを学ぶことが重要。 ・ アメリカで成功したものを見ると、例外なく情報になんらかの付加価値をつ けたもの。 ・ 総合電気メーカーGEのトップ事業はGEキャピタルで40%を占める。 ・ 注文が来た分だけつくるというSCMのコンセプトを持った企業が成功を収めて いる。例えばデルの場合、注文を受けた瞬間に注文どおりのソフトを組み込んだ パソコンをパッケージで作り、発注から1週間以内に製品を届ける。売り損じも ないし、在庫もなくウェアハウスも持っていない。 ・ 黒川温泉が成功している秘訣は、固定費に対する限界利益の貢献を最大化し たこと。旅館同士は競争しているが風呂は固定費だから、町全体で風呂だけは融 通し合おうという戦略をとった。つまりオープンにすることによってネットワー ク化したことが、町全体としての価値を高め一人勝ちをつくりだした。 ・ 一人勝ちしている企業はエンドトゥエンドのトータルソリューションでお客 さんのインターフェースから最後のデリバリーまで、1社で全部を見ている。ユ ニクロ、ダイソーなど ・ Profit=(価格−コスト)×売り上げ個数 ・ (マーケットサイズ)×(市場占有率)=自分の売上高 ・ いかに「価格」「コスト」「売り上げ個数」対して自分で影響を与えること ができるかが重要。この3つが常に頭に入っていて、今は我慢して値段を上げな いでコストを下げてやるときか、値段を下げてヴォリュームを増やしたほうがい いか、どの局面なのかを判断できる人が名経営者といわれるに相応しい。 ・ ユニクロ化。産直で内外格差が3−5倍あって、マーケットが一兆円―こういも のを狙ったら巨大な産業になる。
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大前節炸裂(笑)! でもどの本読んでも彼は一貫したメッセージを 読者に送っているよね お笑い界の松本人志とでも言おうか・・・ 松本を通してお笑いにのめり込む様に 大前氏を通して政治・経済にのめり込む という人は多いだろう 少なくともオレはその一人 メ...
大前節炸裂(笑)! でもどの本読んでも彼は一貫したメッセージを 読者に送っているよね お笑い界の松本人志とでも言おうか・・・ 松本を通してお笑いにのめり込む様に 大前氏を通して政治・経済にのめり込む という人は多いだろう 少なくともオレはその一人 メンタルブロックをぶち壊せ(笑)!
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大前研一のベンチャー起業についての話をまとめた本。 大前研一の本だなといったかんじの、どこかで聞いたことのある話が多かった。 ビジネスプランを立てる上で、一読する価値あり。
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同じ商品なのに、売れるセールスマンとそうでない人間がいるのは「なぜ」だろう。東京で売れて、大阪で売れないのは「どうして」だろう。そういうことをいつも考えていると、答えは見えてくる。そして、なぜかという疑問を解決するのは、理論ではなく”観察”、すなわちフィールドワークである(p.6...
同じ商品なのに、売れるセールスマンとそうでない人間がいるのは「なぜ」だろう。東京で売れて、大阪で売れないのは「どうして」だろう。そういうことをいつも考えていると、答えは見えてくる。そして、なぜかという疑問を解決するのは、理論ではなく”観察”、すなわちフィールドワークである(p.65)。お客さんの目的は何かを考えること。その人が本当は何を求めているのかをとことん考える。そして、その目的を達成する方法はいくつあるのかを考える。次に、そのいくつかの方法の軸に沿ってどんなことができるかを考える(p.100)。
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物の見方でこれほど起業に関するアイデアが生まれるのだと関心しました。 それにしても大前さんの洞察力はすごい。弟子入りしたいものです。
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