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優しい絆をもう一度(下) の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2014/01/20

母娘の絆よりも夫婦の絆を問う展開にちょっとイライラ。お互いをそして自分自身を見直す二人の関係はなかなかいいと思うけど。殺人やら放火やら色々ありすぎじゃない?犯人の正体も犯行理由もそこまでする?と納得いかないまま終わっちゃった。2014.1

Posted byブクログ

2012/05/07

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 見知らぬ女性から、あなたは誘拐されたわたしの娘だと言われたコーリーは、自分が実は養子だったことを知る。かつては夫婦であり、いままた男と女として向き合うコーリーとジェイクは、協力してこの件の調査を始めるが、どうやら養子斡旋にからん...

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 見知らぬ女性から、あなたは誘拐されたわたしの娘だと言われたコーリーは、自分が実は養子だったことを知る。かつては夫婦であり、いままた男と女として向き合うコーリーとジェイクは、協力してこの件の調査を始めるが、どうやら養子斡旋にからんで子供が闇取引されていた可能性が出てきた。そして時を同じくして、二人の周囲には不穏な事態が相次いで発生、ついには殺人事件すら起こる。発掘への嫌がらせなのか、それとも…。ロマンス、サスペンスそして家族の情愛を鮮やかに描いた長編。 なんで素人がそこまで経緯を読めるのかというのはおいておいて、人というのは他の人との関係を維持するために、いろんなことをしでかすものだと思う。 母親が2人という状況もいいほうへ進むだけに、事件が重い。 兄弟は必要なんだなと改めて思う作品でした。 Birthright by Nora Roberts

Posted byブクログ

2009/10/04

自分の本当の出生について聞いた時、過去に起きた最悪の事件に翻弄されるコーリー。彼女の生き方や考え方にはいろいろ共感できる点が多々ありました。とにかくよかったです。

Posted byブクログ

2009/10/04

------上巻と同じ------ 新石器時代の遺跡が発見されてそのために派遣されてきた考古学者がヒロイン、そこに参加することになる人類学者がヒーロー。二人は一年前に別れた夫婦だった。舞台立ては豪華で地味。しかしヒロインが二十九年前に誘拐された子供であったことがわかって大混乱、と...

------上巻と同じ------ 新石器時代の遺跡が発見されてそのために派遣されてきた考古学者がヒロイン、そこに参加することになる人類学者がヒーロー。二人は一年前に別れた夫婦だった。舞台立ては豪華で地味。しかしヒロインが二十九年前に誘拐された子供であったことがわかって大混乱、という物語。 遺跡発掘にともなう開発業者との確執、別れた夫との再会、そして自分が誘拐された子供だったこと、とヒロインは大きな波に巻き込まれていく。かなりいろいろな要素が入り組んでいる物語。けれど登場人物たちが揺れ動かないので安心して読める。軸になっているのはヒロインとヒーローだけれど、さらに女性弁護士とヒロインの兄、ヒロインの実夫と実母、とロマンスの要素もふんだん。一貫して書かれているのは家族愛と理解し合うための努力。 別れたヒロインとヒーローがもう一度絆を結び直すまでが、開発業者や発掘に参加している学生の死、女性弁護士の事務所の放火、などのサスペンス要素を彩りに書かれている。またヒロインの実の家族たちが歪みを認め合い正していく過程も良かった。実際の殺人事件に関しては動機付けが弱いような気が。営利目的の誘拐、養子縁組だとしても、実際に殺人まではしないんじゃないかな。もうひとつ強力な理由が欲しかった。ちょっと残念。

Posted byブクログ