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模倣犯(4) の商品レビュー

4

190件のお客様レビュー

  1. 5つ

    50

  2. 4つ

    92

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2021/10/17

4巻から、1巻で明かされている事件の内容から、その後の展開へと発展していく。加害者の遺族と被害者の遺族の関係性。また犯人は本当に2人なのか。最終巻が楽しみ。

Posted byブクログ

2021/09/03
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警察側の視点の方が面白い。有馬義男を通して被害者遺族を取り巻く環境、気持ちを描くのが上手。最終巻の展開が楽しみ

Posted byブクログ

2021/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4巻感想 2、3巻で高井和明の人となりを知らなかったら、由美子の言動と行動について憤りを感じていたなという感想 宮部さんの書き方、書き順すごいなと思った 加害者を責めていた普通の人間が、加害者側に立った時の反応を由美子を通して見せてもらっている 自分のことしか考えられない、兄の無実を晴らしたい 和明が加担していないことを知っている一読者である私は由美子に同情してしまう そして有馬翁の聡明さが登場するたびに目立つ 歳をとって感情の振り幅が大きくなる人が多いように思うけど、有馬さんはすごく冷静で理性的 心の疲労はいかばかりか… もう癒してくれる存在は頼れる存在はない そんな中で親戚筋の真知子さんの従姉妹の存在に読んでいて助けられた 鞠子さんの生物学上の父親の身勝手さは引く 遺骨を持って帰れないのであれば有馬さんに任せればいいのにどういうわがままなのか意味がわからん ピースは実在していた、おそらく網川がピースで確定なのだろう どういう心持ちで由美子の味方のふりをしているのか、多分面白そうだからなんだろうけど ホテルの警備員にお前も犯人なんじゃと言われた時の心の乱れようをみるにボロが出るのもすぐなんじゃないかな?と思っている 真一くんには幸せになってほしい 前畑さんはあまり好きになれない 5巻を読む

Posted byブクログ

2021/06/01

真相を知っているこちらの前で、登場人物たちが論理的に右往左往、紆余曲折するのを見せられるのが、少々ダレる4巻目。

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2021/05/31

モヤモヤ回だった。 由美子に同情したいところなのに、網川のせいで全くその気になれなかった。 真一が言ってるみたいに、本当に樋口めぐみみたいだった。

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2021/05/02

事件の真相が次々と明らかになる。 犯人としてあがった2人の家族の苦悩。 事件を書き立てるマスコミ。 事件の本当の真相に、警察はたどり着けるのか? 2021.5.2

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2021/05/06

4巻は事件後の顛末を主に加害者家族、被害者家族の視点から書かれている。そこに関わる警察やジャーナリストの見解に別事件の被害者家族である少年の意見も併せて両家族の苦悩と葛藤がよく描写されている。 真犯人を知っているだけに、そちらへ進まないことに少しやきもきしてしまう。 3.5

Posted byブクログ

2021/03/14

物語は終盤へ。第4巻。 事件は栗橋・高井共犯という事で世間に受け入れられる。 その状況に耐えられない高井和明の妹・由美子は ルポライターの前畑滋子に兄の無実を訴えようとする。 そこに、『網川浩一』という人物が現れた。彼は由美子の支えとなる。 網川は栗橋・高井の幼馴染みであり、と...

物語は終盤へ。第4巻。 事件は栗橋・高井共犯という事で世間に受け入れられる。 その状況に耐えられない高井和明の妹・由美子は ルポライターの前畑滋子に兄の無実を訴えようとする。 そこに、『網川浩一』という人物が現れた。彼は由美子の支えとなる。 網川は栗橋・高井の幼馴染みであり、とても優秀な人物だった。 そしてついたあだ名は“ピース”… その後、由美子は『被害者団体』とも呼べる一行と衝突してしまい、 週刊誌に報道されてしまう。 その事で自分を責め続ける由美子。右手に剃刀を持ち、左手首を見つめる。 警察内部では懸命な裏付け捜査が進められているものの、 高井をクロとする決定的な証拠が出てこない状況であり、 捜査の進展は滞っていた。 遂に黒幕が登場。 しかも「正義の味方」として、である。 読者は網川浩一=ピース=真犯人と知っている為、非常にヤキモキさせられる。 高井由美子が心の底から彼を信じ、頼り切っている姿を見るにつれ 何ともじれったい心境になるだろう。(なりました) また、前畑滋子や塚田真一、有馬義男といった登場人物にも 色々な変化が訪れる。 さすがに4巻ともなると、各登場人物に思い入れもある為 引き込まれるものである。 そして今回の一番の衝撃は、ラストの1行だろう。 ピースの“脚本”はどこまでも悪であり、恐ろしく感じる。 最終巻でスッキリするのか?4点。

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2021/02/05

ようやく文章にタイトルが出てきました。 そして、私の前巻のレビューでの予想は外れていました… いちばんモヤモヤする巻でした。 ラストに向けてスカッとを期待しながら最終巻に臨みます。

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2021/01/11

最後の一言には、ん?? 実現してきた脚本を披露し、続きを書き、完結させるということかぁ。 必ず網川が捕まってほしい。 有馬義男が捕まえてほしい。 確かに時代背景的にはインターネットが流行りだすころ。活躍するのかな?いや陳腐だな。

Posted byブクログ