じぶくり伝兵衛 の商品レビュー
火盗改与力である重蔵…
火盗改与力である重蔵シリーズ第二弾。江戸時代版ハードボイルドといった感じが味わえるシリーズ。
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火盗改め役与力の重蔵…
火盗改め役与力の重蔵を主人公にした捕り物帳シリーズの第2作目。基本的には、様々な事件に対する重蔵の推理がさえて悪人を次々とお縄にしていくというストーリーの連続で、少々、都合が良すぎないかという気がしてきた。ただ、筆力のある作家なので、ストーリー自体はそれなりに読ませる。水戸黄門や...
火盗改め役与力の重蔵を主人公にした捕り物帳シリーズの第2作目。基本的には、様々な事件に対する重蔵の推理がさえて悪人を次々とお縄にしていくというストーリーの連続で、少々、都合が良すぎないかという気がしてきた。ただ、筆力のある作家なので、ストーリー自体はそれなりに読ませる。水戸黄門や遠山の金さんばりの定番の勧善懲悪ものとして、安心して読める時代劇というところか。
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重蔵始末の続編です。…
重蔵始末の続編です。相変わらずの勘の冴えぶりが気持ちいい。
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21才の重蔵は相変わらず傲岸不遜の言動。 主人公に面白味が無いと、サクサク読み進めが難しくなる。表題の「じぶくり」とは下世話に屁理屈を捏ねたり、ぐずぐず文句を言ったりすることとか。店先で喧嘩の芝居をして騒ぎを起こし、どさくさに紛れて店内から盗む話しだった。 wikiなどで見ると、...
21才の重蔵は相変わらず傲岸不遜の言動。 主人公に面白味が無いと、サクサク読み進めが難しくなる。表題の「じぶくり」とは下世話に屁理屈を捏ねたり、ぐずぐず文句を言ったりすることとか。店先で喧嘩の芝居をして騒ぎを起こし、どさくさに紛れて店内から盗む話しだった。 wikiなどで見ると、借りた金を返さないとか、息子の罪に連坐したとか、不遇な晩年を送ったようだ。巻末の解説では、作者は重蔵の最後まで書く予定で超大作を目指すとのこと。纏めて4冊購入したので、あと2冊は読もう。
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シリーズ第一作「重蔵始末」を読んでからかなりの時を経て二作目を読んだ。一作目の記憶が薄いのだが、二作目を読むと次に読み進みたくなる。読んだときの環境や年齢で作品の印象や面白さの基準が変わってくるのかもしれない。逢坂剛は、時代ものについては池波正太郎を意識して書かれているようだが、...
シリーズ第一作「重蔵始末」を読んでからかなりの時を経て二作目を読んだ。一作目の記憶が薄いのだが、二作目を読むと次に読み進みたくなる。読んだときの環境や年齢で作品の印象や面白さの基準が変わってくるのかもしれない。逢坂剛は、時代ものについては池波正太郎を意識して書かれているようだが、簡潔な文章や展開の早さは確かに似たものを感じる。一方、情実の面では、ドライな感じを受ける。
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重蔵がふてぶてしいので好感が持てない。内容もよく覚えていない。このシリーズはユーモアもあまりなくつまらない。
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