組織デザイン の商品レビュー
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軽く読み流して概要を掴んだ。 きっちりと理解するには読み直す必要がある。 いわゆる、まさに組織をデザインするための根本的な概念を教科書的にまとめたもの。 組織の特徴を分業と調整にし、機能別・事業部制・マトリクス性といった組織体系の基本概念をまとめている。 それと同時に分業による問題(意欲低下、部門間のコンフリクト発生)などもあげられている。 また標準化の必要性とポイント(アウトプット、スループット、インプットの標準化)やTOCの概念、また調整にあたって情報共有会設置すると形骸化する例といったことが紹介されている。
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昨今、流行りのフラット組織、事業部制。 でも、ノーマルなヒエラルキーのメリットもいっぱいあるんだということに改めて実感。
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四章まで。感覚的には知ってたことやけどちゃんと教科書的に書かれてて良い。組織を分けるってのは異なる人種を生み出すことになるんだとさ。
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「会社組織」というものを体系的に考察するとこうなるのかと、ちょっと感嘆する思いを持ったが、仕事として組織構成を担当しているもの以外にはあまり本書は読まれないのではないのか。 しかし、人間集団という意味では「会社組織」であろうと「軍事組織」であろうと「カラオケ集団」であっても、...
「会社組織」というものを体系的に考察するとこうなるのかと、ちょっと感嘆する思いを持ったが、仕事として組織構成を担当しているもの以外にはあまり本書は読まれないのではないのか。 しかし、人間集団という意味では「会社組織」であろうと「軍事組織」であろうと「カラオケ集団」であっても、みな同じである。 「組織」といいうものをつきつめていけば、みな本書の考察が役に立つに違いないが、そこまで「つきつめられる状況」は普通はあまりない。 本書は巨大な「会社組織」というものを構成する「原理原則」を知ることができる本であると思うが、この知識を実際に生かすことができる人以外にはあまり興味を引かないジャンルであると思った。
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組織論だけでなく、生産工程における話cotについても話してあるのがいいと感じた。GOALの内容について書かれているのでそっちを読んだ人には理解が早いと感じた
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組織設計(組織デザイン)の教科書的な本 どのように組織(体制)を作るか。どう考えるか。 セオリーや型。その崩し方。等々。 実際に考えて悩んできた内容が学問として 体系だてられて書かれてある。 若干、教科書的な文体でわかりずらい面も ありますが。それを差し引いても、実学書としては ...
組織設計(組織デザイン)の教科書的な本 どのように組織(体制)を作るか。どう考えるか。 セオリーや型。その崩し方。等々。 実際に考えて悩んできた内容が学問として 体系だてられて書かれてある。 若干、教科書的な文体でわかりずらい面も ありますが。それを差し引いても、実学書としては 非常に良書だと思います。 ①分業のタイプ(垂直分業・水平分業・機能別分業・並行分業)の特徴と 科学的なメリット・デメリットの分析 ②事前の調整として標準化 ③作業の流れ(処理プロセスのスムーズな連動・生産工程・バッチサイズ) ④ヒエラルキーのデザイン(事後調整手段としての・管理の幅・例外処理) ⑤水平関係とその追加的措置(ヒエラルキー組織の調整事項) 情報処理機会の削減-環境マネージメントと戦略的選択・スラック資源) 情報処理能力の強化-情報技術への投資・水平関係の設置 水平関係の設置-直接折衝・調整担当職(リエゾン)・連絡会研究会の設置・プロダクトマネージャーの設置・マトリックス組織・小さな事業部 事業部制と機能別組織とそのマトリックス組織 ⑥結びに変えての部分は非常にまとまっていてここだけを教科書として 読んでも非常に有用であると思います。
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目次 序章 組織デザインとは何か 1 「組織的」とはどういうことか 2 組織デザインの手順とポイント I 組織形態の基本型 1 組織形態の基本型を学ぶ 2 基本型のバリエーションを理解する II 分業のタイプ 1 分業の種類 2 各タイプの分業のメリット 3 ...
目次 序章 組織デザインとは何か 1 「組織的」とはどういうことか 2 組織デザインの手順とポイント I 組織形態の基本型 1 組織形態の基本型を学ぶ 2 基本型のバリエーションを理解する II 分業のタイプ 1 分業の種類 2 各タイプの分業のメリット 3 分業がもたらすデメリット III 標準化を進める――事前の調整 1 調整の基本枠組 2 標準化とは? 3 処理プロセスの標準化 4 アウトプット側面の標準化 5 インプットの標準化 6 戦略シナリオの共有 IV 作業の流れ――処理プロセスのスムーズな連動 1 バランスのとれた生産工程 2 現実の生産工程 3 バッチ・サイズの小規模化 V ヒエラルキーのデザイン 1 事後的調整手段としてのヒエラルキー 2 事前と事後の振り分け 3 ヒエラルキーの設計1 4 ヒエラルキーの設計2 5 ヒエラルキーの設計3 6 ヒエラルキーのその他の意義 VI 水平関係とその他の追加的措置 1 環境マネジメントとスラック資源の創設 2 情報技術への投資 3 水平関係の創設 4 終わりに 終章 結びに代えて 1 まとめ 2 残されたデザイン問題 参考文献
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組織デザインに関する教科書。企業の作業の流れに関して、標準化とヒエラルキーの解説を主にしています。こう言うとわかりづらいですが、誰ももが組織に所属している経験はあるでしょうから、内容の理解に苦労するこはないと思います。なので、自らの組織と比較しながらあるいは自らの組織がどのような分類に属するのかを考えながら読み進めることをオススメします。
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学生時代の経営組織論の授業を思い出した。 組織形態やマネジメント階層についての基本的な知識はあったけど、 実際の経営組織での組織デザインや運用方法について学べた。
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教科書的ではあるし、概念的で事例がない分あれこれ想像して自分の会社と照らし合わせながら読んだけど、かなり深いところまで研究しているし、組織上の課題について知りたいことがほぼこの一冊で分かるのではないかと思います。基本をしっかりたたきこんで組織作りに生かしたいと思います。ちなみに本...
教科書的ではあるし、概念的で事例がない分あれこれ想像して自分の会社と照らし合わせながら読んだけど、かなり深いところまで研究しているし、組織上の課題について知りたいことがほぼこの一冊で分かるのではないかと思います。基本をしっかりたたきこんで組織作りに生かしたいと思います。ちなみに本書はグロービスの先生から大絶賛されて買いました。
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