僕の双子の妹たち の商品レビュー
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僕の双子の妹たち。双子の姉の実のりと妹の穂のか。 両親が交通事故で突然亡くなり 残された兄妹たちは悲しみを背負いながらも 各々の悩みと戦い、祖父の作るおいしい料理を食べながら 時間と共に前へ進んでいく様子。 じいちゃんの料理がまたおいしそうで 大根とつくねの鍋とか、とろろ蕎麦とか真似して作った。 大学の先生と泥沼不倫を続ける実のり。 家族が離れていってしまうことに不安を覚えて摂食障害になる穂のか。 元カノと父の不倫相手の女性の間に揺れる思いの僕、直毅。 不安定な双子の妹たちのもろさと 煮え切らない直毅の優柔不断な感じに 正直暗い話でうんざりしそうになったけど 希望が見えてきたからよかった。 両親を亡くした深い悲しみもあり そうやって若いうちに悩んでもがいていく時期が あるのかもしれないね。
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両親を事故で失って不安定になってしまった、兄と双子の姉妹と祖父のちょっとギクシャクした関係を綴った物語。
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白石さんの授業を大学で受けてるので読んでみた。 うーん、単調すぎて途中で飽きてしまった。 本職は詩人みたいです。
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2005.07.18. ありきたりな設定やし、するする読めるし。オチもわかるけど。でも、疲れた時とかに読みたい感じの本。ここのおじいちゃんは理想的。ごはんのシーンが、すごくすごくおいしそう…。
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僕の双子の妹たち―これまで何度、このフレーズを心の中でつぶやいてきただろう。 実のり、穂のか、僕、そしてじいちゃん。 四人の生活が始まった。
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何というか、OL向けの漫画みたいだな と思った。 美男とその美しい双子の妹、料理の上手で多趣味でスマートなおじいちゃん。両親の死があろうと、不倫の修羅場があろうと、かわいい枠を出得なく、現実味が薄い。 しかしながら、軽く読み流すには、気を揺すられないですむので、適している。
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【メモ】二卵性の双子の妹と兄、おじいちゃん・両親の交通事故死から立ち直りの一区切りまでの話・おじいさんの料理・兄弟でとる夕食・不倫・母のエッセイ・携帯電話・誕生日を過ぎれば不幸は去る・緩慢とも思える日常の描写の中に、盛り沢山のメッセージを感じる
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出版社/著者からの内容紹介 両親を亡くした僕と妹たちとの奇妙な生活。両親を交通事故で亡くした郵便局勤めの僕と双子の妹、実のりと穂のか。別棟に住む祖父とつかず離れずの生活の中で、それぞれの生き方を模索する。淡い哀しみの中に明るく生きようとする姿を描く。 ー私の今の生活は...
出版社/著者からの内容紹介 両親を亡くした僕と妹たちとの奇妙な生活。両親を交通事故で亡くした郵便局勤めの僕と双子の妹、実のりと穂のか。別棟に住む祖父とつかず離れずの生活の中で、それぞれの生き方を模索する。淡い哀しみの中に明るく生きようとする姿を描く。 ー私の今の生活は、あのころ、夢みていた姿なのだろうか。私は、こんなふうな生活をしたかったのだあろうかー
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前々から読みたいと思っていて、偶然図書館で見つけた。読みたいと思っていた気持ちを裏切らないほど良かった。やさしくて、ほっこりした気持ちになる。毎日を平凡だけど穏やかに丁寧に生きる、その大切さが伝わってきた。
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