サウスバウンド の商品レビュー
小学生のガキとその家族の話だ。盗まない、騙さない、嫉妬しない、威張らない、悪に加担しない、これをやり抜けばパイパティローマに行けるかも。
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青い空にシーサーが笑う。この夏沖縄に行きた〜い。と旅心をくすぐる装丁にひかれて手に取りました。 内容は奥田式はちゃめちゃっぷり満載で、小学校6年生の一郎君が元過激派の父親に振り回される様が、 おもしろおかしく描かれています。東京中野の都会生活から一転、西表島でサバイバル生活...
青い空にシーサーが笑う。この夏沖縄に行きた〜い。と旅心をくすぐる装丁にひかれて手に取りました。 内容は奥田式はちゃめちゃっぷり満載で、小学校6年生の一郎君が元過激派の父親に振り回される様が、 おもしろおかしく描かれています。東京中野の都会生活から一転、西表島でサバイバル生活を強いられる。どこへ行ってもかなり悲惨な体験をするんだけど、悲惨さを感じないのはさすが奥田ワールド!! 2005.9.1
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上原一郎は「元過激派で、今はアナーキスト」だそうだ。でも、強要はしない。自由を愛している。こんな男は男で好いじゃありませんか。波照間、西表島、そして別の島へと、彼の言うところの「反権力的な“スローライフ”の実践」を求める。
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奥田さんは、やっぱりいい。特に後半の父はいい(笑)主人公の次郎も、とてもいい子でスキ。父も母も姉もいい味だしてます。読んでいてキモチが良かった。爽やかな小説。
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この話もとても非現実的なのだけど、非現実的すぎてとても面白かった。とても痛快だった。ヒーローというのは思想の如何に問わず愛されるものなのだと思いました。
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「父は元過激派」型破りな父に翻弄される家族を少年の視点から描かれた長編小説。 家族の絆や社会の在り方、関わり方を考えさせられた。 沖縄、また行きたくなったなぁ。
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初めて買った、奥田英朗の作品。「ひでろう」と読んでました。ごめんなさいw 元過激派の父がいる家族のお話。第二部がちょっといい加減な感じだったけど、総合的には面白かった。沖縄に行きたい。もう一度読もうw
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子供から見た大人の理不尽さを描いています。ただ、過激派にする必要はなかったのかも?後半の強引さが無理やりという感じもしました。
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やっぱ笑える奥田作品。なんでこうもトンでも人間が登場するのだろうか……。家族愛・友情もまぶしくて痛快。
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