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氷雨心中 の商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    9

  4. 2つ

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2011/12/09

高校の時に読んで、再読。 「青い手」「氷雨心中」「おし津提灯」は覚えていたのだがあとは読むうちに思い出すという感じだった。 話は全て好きだが最後の「おし津提灯」で全てかっさらわれてしまうため、他の作品がうろ覚えになってしまう。自分だけかな?

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2011/11/17

短編集。 気軽に読んでると、意外とオチはホラーだったりするので面白かった。 最近読んだ短編集の中では一番面白かったな。

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2011/03/25

良かったです。 この本を友人に勧めたことがあるのですが 「暗っ」と言われてしまいました…が これって暗いのか… 暗いと言うより情念のような 強さと恐ろしさを感じないかな…。 短編ですが一つ一つ確かな仕上がりの本だと思います。

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2010/08/15

言葉使いと心情がするすると流れ込んできて、あぁすごく相性のいい作家さんに出会えたんだなぁ。とぼんやりと思っているうちにあっという間に読み終わってしまった。もったいなくて少しずつ読みたいと思った本だったのに…。 何度も何度も読み返した。 少し不気味な感情や描写なのに、心地よくすべら...

言葉使いと心情がするすると流れ込んできて、あぁすごく相性のいい作家さんに出会えたんだなぁ。とぼんやりと思っているうちにあっという間に読み終わってしまった。もったいなくて少しずつ読みたいと思った本だったのに…。 何度も何度も読み返した。 少し不気味な感情や描写なのに、心地よくすべらかに書かれていて、これって誰にでも起こり得る感情なのだなと思った。静かな怒りとか、内なる妬みの様な自分しかしらない感情。たぶん、誰にでもあるような起伏。それが時と場合によって抑えきれなかったというケース。不思議と平生な気持ちでいられる。

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2010/04/30

全部黒いからか、ちょっと飽きてしまった。 表題作が一番好きだ。タイトルの意味ががらっと変わる。 読んでて、良い意味でつらいなしんどいなと思って残る感じがしたのは「鈍色の春」。

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2010/03/14

しっとり、湿った重さ。 男と女の情念の重さか。 鬱になるほどの重さではないです。 (私はね。)

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2009/10/07

いずれも「職人」が主人公のミステリー短編集。 かなり綿密に取材をされたんだろうな〜と想像させる職人の世界に引き込まれたかと思いきや、最後はどれも背筋がひやっとする結末。 ちょっと先が読めるところもあったけど、安定した面白さでした。

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2009/10/07

日本古来の伝統文化を感じさせるミステリー短編集。 なんとなく先が読めてしまうものもあったけど、どれも漂う雰囲気がどこかもの哀しくてゾクゾクする。 どの話も様々な職人の技術や工程が垣間見れて、面白かった。線香がなかなか興味深い。 「青い手」と予想通りな展開だった「おし津提灯」が私...

日本古来の伝統文化を感じさせるミステリー短編集。 なんとなく先が読めてしまうものもあったけど、どれも漂う雰囲気がどこかもの哀しくてゾクゾクする。 どの話も様々な職人の技術や工程が垣間見れて、面白かった。線香がなかなか興味深い。 「青い手」と予想通りな展開だった「おし津提灯」が私好み。

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2009/10/04

ブクオフ100円で購入。いよいよ読むものがなくなったーと思って、中学のときにちょっと読んでたこと思い出して手を出してみる。伝統文芸が文章なのにまるで目の前にあるかのように浮かび上がってくるのはさすがだなと思うけど、文章がちょっと説明的すぎてしまうのが、自分には全くあわない・・・。...

ブクオフ100円で購入。いよいよ読むものがなくなったーと思って、中学のときにちょっと読んでたこと思い出して手を出してみる。伝統文芸が文章なのにまるで目の前にあるかのように浮かび上がってくるのはさすがだなと思うけど、文章がちょっと説明的すぎてしまうのが、自分には全くあわない・・・。[08/04/30]

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2009/10/07

08/2/16 ★★★ 短編集。サスペンスって三話目位から気がつく 染料職人の話は怖いというか気持ち悪いというか、後味が良くない

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