ファウスト(第1部) の商品レビュー
古い訳は漢字が読めなかったり、印字の時点で既に読みにくかったりした。これは新しい訳やから買ってみたけど、この訳どうなの?読みにくい。結局、斜めに読んでほったらかしのままだ。(23/10/10)
Posted by
訳者によってかなり文章が異なってくる。池内訳は確かに読みやすいが、訳注がやや少なめ。 こちらの集英社のものともう一冊全集か何かに載っているファウスト、2冊を並行させながら読むとより深く理解できた。
Posted by
西洋文学は難しい・・・。シェイクスピアを読み始めて、少し分かった気になってたけど、やっぱり難しい。 けれども、詩なのか小説なのか戯曲なのか分からないという自由自在な形式や、精霊や悪魔やらが出てくる題材は天才の発想だと思いました。 知識を極めるうちに、悪魔と契約してもいいほどに、こ...
西洋文学は難しい・・・。シェイクスピアを読み始めて、少し分かった気になってたけど、やっぱり難しい。 けれども、詩なのか小説なのか戯曲なのか分からないという自由自在な形式や、精霊や悪魔やらが出てくる題材は天才の発想だと思いました。 知識を極めるうちに、悪魔と契約してもいいほどに、この世のどんな快楽も追求してみたいというファウストの狂気じみた願いは、、、人間行き着くところまで行くとこうなるのかなあ? ジキル博士とハイドみたいな、こういうモチーフはやっぱり西洋ならでは。 日本だったら、荒ぶる神こそ霊験あらたかな神で、そこに悪魔がどうのこうのとか思わないもの。 二部に手が伸びないのですが、ちゃんと読んで完読しなくてはなあ……。
Posted by
ファウスト「何ものかね」 メフィスト「悪を欲しながらいつも善をなしてしまう、あのおなじみさんの一人です」 メフィストフェレス案外いいやつ。
Posted by
こなれた訳で読みやすい。とはいえゲーテなので注意しないと、すぐに頭がうわすべりしてしまう。「考えるヒント」がいっぱい。たとえば、もう、先人がいろいろ書いているのに、なぜ、自分はまた文章を書いているのか。答えは 『いまこの時が生み出したものしか、いまのこの時には使えない』P47
Posted by
ブックトークテーマ 「契約」「時間」 享楽的な生活というのはまさに 大学時代のボクの様子のようですが、 その後「時よとまれ、お前は美しい」 なんて言える瞬間が来るのでしょうか?
Posted by