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翼はいつまでも の商品レビュー

4.1

88件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

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2023/05/02

すごくイイね! 読み始めは字が小さくて少し読みづらかったが、あっという間に、このお話しの世界に入って行けた。少し古い時代、でもすごくハッピーな季節。中学生の夏のひととき。あー、これいいな。おすすめです♪

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2023/04/29

今思うと、あの頃は些細と思えることを人生の一大事のように思い悩んで大騒ぎしていたな〜。 子供から大人へ脱皮する思春期の入口の、甘くて、切なくて、ほろ酸っぱい時代を川上さんか見事に思い起こさせてくれた。 歳を重ねて世の中が見えてしまったからだろうか、何事にも真剣に向き合っていたあの...

今思うと、あの頃は些細と思えることを人生の一大事のように思い悩んで大騒ぎしていたな〜。 子供から大人へ脱皮する思春期の入口の、甘くて、切なくて、ほろ酸っぱい時代を川上さんか見事に思い起こさせてくれた。 歳を重ねて世の中が見えてしまったからだろうか、何事にも真剣に向き合っていたあの頃が輝いて見えるけど、ノスタルジーに浸ってばかりじゃなく、まだまだ未来志向でいくぞ〜

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2022/10/05

私のビートルズとの出会いは、時間に追われていないまったりした土曜日の午前中に家でかかってる陽気な曲っていう印象。たしかに中学生でいきなりこんな曲に出会ってたら衝撃的かも。しかも昔はYouTubeとかないからどんな人がどんな風に歌ってるかっていう想像がすごい膨らみそう。 今は想像す...

私のビートルズとの出会いは、時間に追われていないまったりした土曜日の午前中に家でかかってる陽気な曲っていう印象。たしかに中学生でいきなりこんな曲に出会ってたら衝撃的かも。しかも昔はYouTubeとかないからどんな人がどんな風に歌ってるかっていう想像がすごい膨らみそう。 今は想像するよりも先に音楽や映像に触れられちゃうから想像を超えるっていう経験が中々少ない気がする。 あと、角田光代のあとがきが面白かった。 昔の自分を、自分の居場所と捉えるのが斬新。

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2022/09/23

何処にも行けなかった夏の終わりに詠むのにぴったりの一冊。子供でもなく大人でもない中途半端な年頃の中学生のひと夏の甘酸っぱい物語。ビートルズとの出会いが少年に勇気を与える!

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2022/05/07

自分が好きなジャンルとかよく分かってないけど本を読んで人生で1番心動かされた作品。これから何冊の本を読んでもベスト5には残ると思う。

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2022/04/26

最高の読後感!! 多感な年頃の中学生が描かれていて、爽やかな感動で胸がいっぱいです。 きっとこれから何回も読み返すことになる一冊になりました。 前半は大人の理不尽やあり得なさににイライラ。 自分に自信のなかった野球部補欠の主人公が、ラジオで偶然耳にしたビートルズの曲をきっかけに...

最高の読後感!! 多感な年頃の中学生が描かれていて、爽やかな感動で胸がいっぱいです。 きっとこれから何回も読み返すことになる一冊になりました。 前半は大人の理不尽やあり得なさににイライラ。 自分に自信のなかった野球部補欠の主人公が、ラジオで偶然耳にしたビートルズの曲をきっかけに変わっていくのがすごく良かった。 野球部のため、大人の理不尽に立ち向かっていく姿には痺れました。 一人大真面目にHなことで悩んでる様子や、思いついた名案にもおバカで吹いたなー。 野球部の絆、友情、初めての恋。 仲間たちとの無茶もバカもいい。 中学生の成長ってすごいなぁって思いました。 グッとくるシーンがいくつもあって何度も泣いてしまった……。 読後すぐ、また読み返してしまうくらい素敵な青春小説でした!

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2022/02/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

 十和田にある中学校。中学2年の秋から中学3年の夏までの1年間。神山久志と斎藤多恵のプラトニック・ラブを見事に描いた作品。青春は無条件に素晴らしいと改めて思いました。感動しました。川上健一「翼はいつまでも」、2001.7刊行、2004.5文庫化。

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2021/09/25

主人公にエールを送りながら、それが実は自分へのエールであることに気付く。全体的に軽いテンポでサクサク読めます。というか僕は最初から最後まで一気に読んでしまいました。

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2021/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 この本は、自分にとって、手元に置いて時々読み返すと懐かしい友人にあったような気持ちになる存在だ。  主人公は、おバカ中3男子の神山と、少し神秘的な同級生の多恵。  印象的な場面は、夏休みにキャンプ場でイチャつくカップルを覗き見しようと友人たちと計画し、大雨の中で起きた出来事。  湖で美しい歌声を響かせる多恵。  初めてビートルズを聞いたときの衝撃。  どのエピソードも、実体験か?と思うくらいリアルに感じて、リア充でない10代を過ごした自分も、大人になって読みながら「青春ってこんな感じ?」と追体験することができた。  読み終えると、神山たちが友人に思えてきて、しばらくたってから読み返すと、懐かしい地元の友人に会えた気がする… いつまでもそばに置いておきたい自分にとって大切な本だ。本との出会いを大切にしたい。

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2020/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学生時代の青春物語というのがふさわしい感じの作品。 舞台はビートルズが日本に浸透し始めた時期ということで、時代的な古さはあるものの、話は抜群に面白かったです。 話の内容がとてもよく目に浮かぶ作品でした。

Posted byブクログ