ドコカの国にようこそ! の商品レビュー
2012.12記。 私がこの圧倒的なまでに不気味で不思議で変な本にであったのは小学校の薄暗い図書室だった。何気なく手に取り、途中で本棚に戻そうにも戻せなくなった。面白かったから、というのとは違う。本を閉じて後ろを振り返るのが怖くなったからだ。何か取り返しのつかない世界に変わって...
2012.12記。 私がこの圧倒的なまでに不気味で不思議で変な本にであったのは小学校の薄暗い図書室だった。何気なく手に取り、途中で本棚に戻そうにも戻せなくなった。面白かったから、というのとは違う。本を閉じて後ろを振り返るのが怖くなったからだ。何か取り返しのつかない世界に変わっていやしないか、と・・・。 あの感情が色褪せるのはいやだな、と思いつつも30年近い時を超えて再読。娘(小学校低学年)に読ませる前に一応、と思って・・・ これはちょっと何なのだろうか。今読んでも、いや今読むと余計に、まじで変すぎる。どこかビアズリーを彷彿とさせるエグい挿絵もものすごい。何より結末付近での主人公フトシのセリフ。このストーリーにしてこのクライマックスかと。あらすじ無用(無意味)。 伝説の児童文学。
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小学生の頃に読んだ本が復刊されたので購入。絵もストーリーもちょっと怖いけど、いま読んでもやはり面白い。
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[ 内容 ] フトシは小学四年生。 だれにも知られたくないヒ・ミ・ツがある。 弟は五歳でとまった「おねしょ」のくせがまだなおらないのだ。 ある夜、海でおぼれかかって助けられるふしぎなゆめを見て、おねしょがなおった。 そして、助けてくれたヒトがフトシに「ドコカの国」に来ないかとさそ...
[ 内容 ] フトシは小学四年生。 だれにも知られたくないヒ・ミ・ツがある。 弟は五歳でとまった「おねしょ」のくせがまだなおらないのだ。 ある夜、海でおぼれかかって助けられるふしぎなゆめを見て、おねしょがなおった。 そして、助けてくれたヒトがフトシに「ドコカの国」に来ないかとさそってくれた…。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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小学校の頃何回も読んで、忘れられなかった本です。 ようやく購入できました。 挿絵も怖いです。
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トラウマ本と教えてもらい、読んでみました。独特の恐ろしい絵。フトシ君の冒険、一つ一つが子供向けと思えない。ここまでしてドコカの国に行きたいか⁈
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子供の頃「ベンケーさんのおかしな発明」という本を読んでから大海赫さんが大好きになった。多くの本はその後絶版になったもののここ10年程でいくつか復刊されている。この「ドコカの国にようこそ!」も復刊されたもの。 大海氏の本はどれも不思議な可笑しさと寂しさに満ちている。 「ドコカの国...
子供の頃「ベンケーさんのおかしな発明」という本を読んでから大海赫さんが大好きになった。多くの本はその後絶版になったもののここ10年程でいくつか復刊されている。この「ドコカの国にようこそ!」も復刊されたもの。 大海氏の本はどれも不思議な可笑しさと寂しさに満ちている。 「ドコカの国にようこそ!」はおねしょをしてしまうフトシくんがたくさんの試練を乗り越えてドコカの国に旅立っていく。フトシくんはそのまま帰ってこないから、最後はフトシくん自身のために喜んでいいのか、フトシくんを探すお母さんのために悲しむべきなのか、ちょっと分からなくなる。 心の弱さと強さ、恥の意識とそれに負けない勇気、子供向けの本ながら私たち大人にもたくさんのことを教えてくれる本です。 これは図書館で借りたものだけど、いつか大海さんの復刊本を全部買いそろえたいです。
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フトシは小学四年生。だれにも知られたくないヒ・ミ・ツがある。弟は五歳でとまった「おねしょ」のくせがまだなおらないのだ。ある夜、海でおぼれかかって助けられるふしぎなゆめを見て、おねしょがなおった。そして、助けてくれたヒトがフトシに「ドコカの国」に来ないかとさそってくれた…。 --...
フトシは小学四年生。だれにも知られたくないヒ・ミ・ツがある。弟は五歳でとまった「おねしょ」のくせがまだなおらないのだ。ある夜、海でおぼれかかって助けられるふしぎなゆめを見て、おねしょがなおった。そして、助けてくれたヒトがフトシに「ドコカの国」に来ないかとさそってくれた…。 --- あらすじ読んでると、変な物語には思えないんだけどね… これも子供の頃のトラウマ本らしいよ
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こどもの頃に図書館で借りて読み、キョーレツな印象を残した本です。 大人になってからも、たびたび読みたいと思っていましたが、正確なタイトルすら覚えていなくて…巡り会えた時は奇跡だと思いました。 お話も絵も、一言で言うと「不気味」。麻薬のような本。 子供の頃にこういう本に出会えたこと...
こどもの頃に図書館で借りて読み、キョーレツな印象を残した本です。 大人になってからも、たびたび読みたいと思っていましたが、正確なタイトルすら覚えていなくて…巡り会えた時は奇跡だと思いました。 お話も絵も、一言で言うと「不気味」。麻薬のような本。 子供の頃にこういう本に出会えたことはラッキーだったと思います。
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