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上司は思いつきでものを言う の商品レビュー

3.4

98件のお客様レビュー

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2018/10/23

「上司は思いつきでものを言う」という題名からは、サラリーマンの悲哀やそれに対する慰め的な本なのかと思ったが、実際にはそうでない部分も多い。「そうでない部分」とは、解説不可能な意味不明な部分でもある。「上司が思いつきを言う」のは、日本の社会構造であることや、突然論語がでたりすること...

「上司は思いつきでものを言う」という題名からは、サラリーマンの悲哀やそれに対する慰め的な本なのかと思ったが、実際にはそうでない部分も多い。「そうでない部分」とは、解説不可能な意味不明な部分でもある。「上司が思いつきを言う」のは、日本の社会構造であることや、突然論語がでたりすることは、意味不明を超え、不快。読む価値があるとは思えない。

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2021/08/08

部下が的を得た建設的な意見をしたときに、思いがけない思いつき発言が発生するのはなぜかを解説したもの。お互いの前提が共有化されていないからという。クリティカルシンキングでも学んだことだが、会議・打ち合わせで重要なことは、前提を共有すること。普段の感覚と一致していた。上司のそのような...

部下が的を得た建設的な意見をしたときに、思いがけない思いつき発言が発生するのはなぜかを解説したもの。お互いの前提が共有化されていないからという。クリティカルシンキングでも学んだことだが、会議・打ち合わせで重要なことは、前提を共有すること。普段の感覚と一致していた。上司のそのような発言に対して、まずはあきれればよいと言うのも面白かった。 ただし、著者はサラリーマンの経験がないので、ちょっと思い込みで書いているなあという箇所も散見された。

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2018/04/27

言葉の選びが丁寧というか、説明かまわりくどいというか。嫌いじゃない文章だったけど、話を覚えているうちに一気読みしないとなんの話だかわからなくなる…(やってしまった。) 呆れるというのがそこまで有効な手段なのかな?いつかの為に練習しておこう…笑

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2017/06/10

反論せずにあきれろ 上司をバカにせず、バカかもしれないということを考慮する(親も同じ) 日本は特殊なことをしているから、国際○○に、簡単にルール変更されてだめになってしまう。 上司は、部下の建設的な意見を却下する権利はないが、部下が単にバカで建設的な意見を言っていない場合も多々...

反論せずにあきれろ 上司をバカにせず、バカかもしれないということを考慮する(親も同じ) 日本は特殊なことをしているから、国際○○に、簡単にルール変更されてだめになってしまう。 上司は、部下の建設的な意見を却下する権利はないが、部下が単にバカで建設的な意見を言っていない場合も多々あるので、鵜呑みにして上司がバカだからしょうがないといっていたら成長できないだろう。 本全体としては、日本国や儒教の話まで広がって、話が散らかっていた感じはあった。

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2017/04/23

部下の考えた建設的な提案が退けられ、上司がぽっと考えた建設的でも無ければ効果的でもない提案が通ってしまう。 日本の会社で見られるこんな光景は、組織的な欠点から生じるものだ、と解説した書。新入社員が会社で働く上で、どういった力学でもって意思決定がなされるのか、ということを理解するに...

部下の考えた建設的な提案が退けられ、上司がぽっと考えた建設的でも無ければ効果的でもない提案が通ってしまう。 日本の会社で見られるこんな光景は、組織的な欠点から生じるものだ、と解説した書。新入社員が会社で働く上で、どういった力学でもって意思決定がなされるのか、ということを理解するにはいいと感じた。

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2016/07/30

・流し読み ■儒教(4世紀、5世紀) ・日本人の奥にある ・上に立つものには徳があらねばならない ・長寿の功→年功序列 ・官位(ありがたい身分)→家柄→学歴

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2015/09/22

一章のみ読んだ。笑劇的だ。サラリーマン的にあるある満載。一体上司は俺に何を期待してるんだ!?と叫びそうになった経験がある方、必読です。

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2018/10/21

橋本治で感心するのは、オリジナリティだ。自分のアタマでひねりだした文章であって、偽物くささがない。 作家は出版社の仕出し業者であるから、会社の意思決定を行う組織の動力学についてもわかる、というのは腑に落ちた。

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2015/03/31

タイトルに惹かれて読んだ。 なるほどと思いつつも、話があちらこちらに飛んで、結局訳分からないメチャクチャな印象もある。ここまで頭がこんがらがるような本は、初めて読んだかもしれない。 ・下=現場。上=会社 ・会社は現場を収奪する。現場を痩せさせる。 会社は利潤を追求するた...

タイトルに惹かれて読んだ。 なるほどと思いつつも、話があちらこちらに飛んで、結局訳分からないメチャクチャな印象もある。ここまで頭がこんがらがるような本は、初めて読んだかもしれない。 ・下=現場。上=会社 ・会社は現場を収奪する。現場を痩せさせる。 会社は利潤を追求するために存在する組織。 現場と出会えなければ、会社は簡単に枯れる。 ・最前線=現場=下からの風。 上司=組織のピラミッドの一部=下に部下、上に上司=現場と隔離=上からの風。 最大の問題は、現場と会社の分裂。最初は現場と会社は分裂していない。分裂すればするほど、官僚的な組織になる。 ・会社には二つの風が吹いている。「上から下への風」と「下から上への風」。しかし官の組織は、下から上への風はない。官の仕事は法令に基づいた仕事=上からの風のみ。(現場は必要だが、仕事は根拠に基づく。矛盾を強く感じる。耳が痛い話) ・上司は偉くて、部下は偉くない?ルーツを探って儒教(冠位十二階)の影響まで話が及ぶw。 ・「日本的オリジナル」を! 日本の会社は現場の声を聞いて大きくなった。現場の声を聞いて、どうすれば痩せた現場を豊かに出来るかを発見する。 ・世界は「現場」、他人も「現場」、そして自分も「現場」 ・上司(代表的な概念)の思いつきに、ちゃんと「あきれられる」(能力)ことができるように自分を育てる。

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2015/01/25

上司が思いつきでもの言っているのではないか、というのはたまにある経験だが、この本に書かれている構造がベースになっているとは感じたことはなかった。ただ、現場をよく知らないだけではないかと。この本に書かれている構造が当てはまるか否かにかかわらず、「部下は先輩としての上司に純粋に助言を...

上司が思いつきでもの言っているのではないか、というのはたまにある経験だが、この本に書かれている構造がベースになっているとは感じたことはなかった。ただ、現場をよく知らないだけではないかと。この本に書かれている構造が当てはまるか否かにかかわらず、「部下は先輩としての上司に純粋に助言を求めている」ということは意識したいものだ。

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